きのこ
ということで、4才の娘を連れて、多摩動物公園へ行ってきました。
園内が広くて歩き疲れたものの、色々な動物や虫を見ることができ、大満喫の一日でした。
この記事では、子連れで多摩動物公園に行ってきた体験レポートと、園内の回り方のコツをご紹介していきます。
多摩動物公園の休園日に注意!
我が家が訪れたのは、4月上旬の水曜日。ところが、水曜日は開いているときと休園の時があるんです!
多摩動物公園の休園日は、毎週水曜日。この時は春休み中だったため、例外的に開園していたみたいです。
平日や、長期休暇中に多摩動物公園へ行く予定の方は、行く前に公式ホームページで開園情報を確認してくださいね!
多摩動物公園の特徴
- 広い敷地
- 園内は基本的に坂道
- 園内シャトルバスがおすすめ
広い敷地
多摩動物公園の広さは、上野動物園の3倍以上。
自然たっぷりの園内は散歩するのも気持ちいい場所ですが、広い分歩くのが大変です。
園内は基本的に坂道
入口周辺が一番低く、奥に行くにしたがって標高が高くなっています。
ということで、たいていの場所で、行きは登り、帰りは下り坂となっています。
公式ホームページにも
多摩動物公園は、多摩丘陵の中にある動物園です。正門とオランウータンの森の標高差は約60メートル。園内を歩くと、さながら自然公園でのハイキングのような趣があります。
とある通り、まさに丘陵地帯です。場所によっては急な坂もあり!
園内マップに「急な坂」と明記されているので、ベビーカーや車いすの方は良く見ておくのがおすすめ。
園内シャトルバスがおすすめ
園内が広い&坂道が多いという立地をカバーするため、園内を循環するシャトルバスが運行されています。
園内マップの、真ん中あたりの赤い矢印がシャトルバスの運行ルートです。
・利用料は無料
・10分間隔で運行
と、便利なバスを活用しない手はありません!
小さな子連れの場合は、できる限りシャトルバスを利用して、体力消耗を抑えることをおすすめします。
我が家の多摩動物公園の回り方
10時前に入園
多摩動物公園は9時30分開園。我が家は開園少し後に到着しました。
早い時間に見られなくなってしまう動物もいるので、早めに到着して早めに帰るプランがおすすめです。
シャトルバスで園内の奥まで移動
我が家のお目当てはコアラだったので、最初にコアラ館を目指すことに。
シャトルバスで直接コアラ館までは行けないので、オランウータンかインドサイのあたりから歩くことになります。
インドサイからのルートは坂がやや急なので、オランウータン側がおすすめです。
シャトルバスの運行は10時から。最初の便のバスに乗り、オランウータンのところまで移動します。
きのこ
オランウータン
コアラ館に向かう前に、バス停からすぐのオランウータンを見学しました。
長い腕を使ってぶら下がる身軽な動きと赤ちゃんのかわいらしさに、子どもも釘づけ!
「森の人」という語源の通り、どこか人間みたいで親しみがわきますね。
コアラ館
オランウータンを見学した後は、目的だったコアラ館へ。
コアラ館には、コアラ以外の生き物もいるのですが、薄暗い中での展示になっています。
子どもによっては少し怖がるかもしれませんが、コアラが見られる場所は明るいので大丈夫です。
コアラは、睡眠時間がとても長いそうで、たいてい寝ています。
4才の娘はコアラより、ムササビなど他の生き物をじっくり見ていました…。
きのこ
コアラ館はベビーカーでは入れないため、ベビーカーの方は、抱っこひもの準備や、持ちやすい手荷物(リュックなど)をおすすめします。
コアラ下休憩所でお昼ごはん
コアラ館見学後は、すぐとなりにあるコアラ下休憩所でお昼ごはん。
多摩動物公園には、軽食が食べられる休憩所が3か所あります。コアラ下に1か所、アフリカ園に2か所です。
園内は広いので、どのあたりでお昼にするか、あらかじめ考えておくのがおすすめ。
きのこ
休憩所は、室内で食べることもできますし、外のテーブルと椅子を使うこともできます。
コアラ下休憩所の目の前のカンガルー広場は、カンガルーを眺めながら食事ができました。
我が家は、「園内のレストランは混んでいるかも」とお昼を持参したのですが、売店もすいていましたよ。
気候の良い季節の土日は、混雑が予想されるので、お昼ごはん&レジャーシートの準備があると安心です。
オランウータンに戻りながら、動物見学
お昼の後は、オランウータンまで戻りながら、途中の動物を見学していきます。
オランウータンまで戻るのは…時間限定の「オランウータンのスカイウォーク」を見るため!
オランウータンのスカイウォーク
オランウータンのスカイウォークとは、高いところに設置されたロープをオランウータンが渡っていくイベントです。
本来は木の上で生活するオランウータンが、軽々と移動していく姿を間近で見ることができます。
オランウータンの移動先には、「オランウータンの森」があり、まるで野生のように木の上でくつろぐ姿を見ることができますよ。
多摩動物公園を訪れたら、絶対に見学したいイベントです!
レッサーパンダ
オランウータン見学後は、レッサーパンダなどの動物を見ながら、慰霊碑前のバス停へ移動。
慰霊碑前から再度シャトルバスに乗り、昆虫園を目指します。
きのこ
昆虫園
多摩動物公園の見どころの一つが、昆虫園です。
昆虫園の中には2つの建物があります。
昆虫生態園
暖かい温室の中には、一年中たくさんのチョウチョが舞っています。
チョウチョの楽園を散歩することができ、まるで南の島にでも来たかのような気持ちにさせてくれますよ。
きのこ
芝生の広場には、大きなバッタもたくさんいます。虫好きの子どもにはとても楽しい場所ですね!
昆虫館本館
ここには、ハキリアリという、とても面白い生態をもつアリがいるんです。
ハキリアリは、「農業をするアリ」とも呼ばれ、木に登って葉を切って巣に運び、そこでキノコを育て、そのキノコをエサにしているのだそう。
キノコとはいっても、見た目は菌糸のような感じですが、葉っぱを行列で運ぶ姿が興味深い。
それぞれのアリには、葉を切り取る係、運ぶ係、護衛など役割があるそうで、それを観察するのもまた面白いですよ。
生きたハキリアリは、日本国内では多摩動物公園でしか見られないそうです
他にも、トンボの飛び方をあらわす模型や、ハチの模型など、虫が苦手な方や子どもたちが楽しく学べるスポットもいっぱい。
虫好きの子どもさんは、ぜひ虫とのふれあいもお楽しみください!
ナナフシやダンゴムシなどがいましたよ。
乗って遊べるこんなオブジェもありました。写真撮影にぴったりです!
意外にも昆虫園をじっくり楽しみ疲れてしまったため、近くの広場で一休憩。
ライオンやキリンも気になるけれど、アフリカ園はパスし、園内中心部へ戻ることにしました。
ウォークイン・バードケージ
ウォークイン・バードケージは、鳥たちの住むドームの中を散策できる建物。
水に入ったり、餌を食べたり。低い木の上に飛ぶ鳥たちの姿を間近で観察できます。
くちばしで器用に餌を集めて食べる姿には娘もびっくりしていました。
モグラの家
モグラの家は、小さなお子さんにはぜひおすすめ。
小さな山小屋風の建物の中には、砂の入ったケースやパイプが張り巡らされていて、モグラが移動したり穴を掘ったりする姿を見ることができる、面白い施設です。
普段はなかなか見られないモグラをじっくりと観察できますよ。
楽しくてためになるモグラ先輩のコメント付きです。
我が家は、モグラの家を見た後、お土産ショップをのぞいて帰宅しました。
16時ごろには帰りましたが、すっかりくたくたに。
園内は桜の木も多く、お花見を兼ねて訪れている方も多かったです。
多摩動物公園の回り方のコツ まとめ
- とにかく敷地が広い。歩きやすい服装と靴で。
- 園内は基本的に坂道。できるだけ荷物は軽く、ルートを考えて回る。
- 園内シャトルバスをできるだけ活用するのがおすすめ。
おすすめルートは、シャトルバスでできるだけ園内奥まで行き、そこから動物を見ながら入口に戻るルート。
シャトルバスなら、オランウータンの当りが一番坂の上になります。
お昼ごはんも含めて、回り方を事前にある程度考えておくとスムーズに回れますよ。
特に、アフリカ園は工事中のエリアがあり歩く距離も長くなるので注意が必要です。
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