ラベンダーを挿し木で増やす!秋の挿し木~初夏の開花までの記録

初めてでも簡単 ラベンダーとローズマリーを挿し木で増やす!

人気の高いハーブといえば、ラベンダーとローズマリー。今回は、この2つの挿し木にチャレンジしてみました。

 

挿し木は初めてでしたが、挿し木して待つこと1か月・・・ニョキニョキと根っこが!6本挿し木して、6本とも発根しましたよ

 

きのこ

その後、植え替えの際に2本が枯れてしまいましたが…。残る4本は元気に成長!

 

この記事では、ラベンダーとローズマリーの挿し木の方法と、我が家の体験談をご紹介していきます。

ラベンダーの挿し木の方法

ラベンダーの挿し木

挿し木の時期

4~6月、9~10月が適期といわれています。

 

花が咲く前、もしくは咲いた後の気候のいい時期が適しているそうです。

 

挿し木の大まかな流れ

親株から挿し木用の枝を切る

挿し木用の土に挿す

水やりしながら根が出るまで待つ

根が出たら小さめの鉢に植え替える

苗が育ってきたら、栽培用の鉢や花壇に植える




実際に挿し木してみました

ローズマリーの挿し木

親株から枝の先(挿し穂)を収穫する

親株から、挿し木に使うための枝を収穫します。これを「挿し穂」といいます。

 

ラベンダーやローズマリーは、根元の方が木の枝のように固くなるのですが、そういう茶色くて固い部分は根が出にくいそうです。

 

挿し木には、茶色くなっていない緑の部分を使います。

 

枝の先から10センチ~15センチくらいで切り取ります。

 

収穫した枝を水につける

切り取った枝の切り口を水につけ、1時間くらい吸水させます。

 

このとき、切り口を斜めにして、断面を広くすると吸水がよくなるそうです。

 

また、下から3節分くらいは土に埋める部分になるので、葉をはさみで切り取りとっておきます。




挿し床の準備

挿し木用のポットと土

切り取った枝を植える場所を準備します。

 

私は、100円均一ショップで買ってきた「そのまま土に植えられる育苗ポット」と「挿し芽・種まき用の土」を使いました。

 

土は、無菌で栄養分のない土が発根に適しているそうです。挿し芽・種まきの専用の土でなくても、小粒の赤玉土やバーミキュライトなどでもOKです。

 

赤玉土は大粒でもいいのですが、ゴロゴロして挿し穂が安定しにくいので、小粒の方が使いやすいと思います。

 

挿し芽・種まき用の土 100円ショップ

私が買ったキャンドゥの「挿し芽・種まきの土」は枝のような塊がけっこう多かったです。大きな塊は除いて使いました。

 

この土をポットに入れ、水をかけます。

ポットに水やり

土が水をはじいて全然混ざらなかったので、割りばしでグルグル馴染ませました。

 

土に穴をあけ、挿し穂を挿す

ラベンダーとローズマリーの挿し木

水と土がしっかり混ざったら、割りばしなどで穴をあけ、挿し穂を挿します

 

倒れないように、根元の土を指できゅっとおさえて完成です!

 

このとき、ルートンやメネデールなどの発根促進剤をつけておくと、より発根しやすくなるそうです。

 

私は何も使いませんでしたが、6本挿し木してすべて根が出ましたので、どちらでも良いと思います。

 

水やりして発根を待つ

挿し穂が乾燥しないよう、水やりをしながら根が出るのを待ちます。

 

私は、水をやるついでに、霧吹きで葉にも水をかけておきました。

 

きのこ

ビショビショすぎても根が出にくいそうなので、ほどよく湿っているくらいがベスト

 

置き場所は、明るい日陰が良いです。直射日光にあててしまうと、弱ってしまいます。




約1か月後、根が出る

挿し木したローズマリーの根

約1か月後のローズマリーです。ポットを突き破ってこんなに根が出てきました!

 

挿し木したローズマリー

見た目はこんな感じです。小さな葉っぱが育ってきています。

 

ラベンダーも無事発根しました。

挿し木したラベンダーの根

ローズマリーほどではありませんが、こちらもポットを突き破って根が出てきました。

 

肥料入りの培養土を使って鉢上げする

小さめの鉢に植え替えます。

 

根が出たら、しっかり栄養を吸い上げることができるので、ここからは肥料入りの培養土でOKです

ラベンダーとローズマリーの挿し木を鉢上げ

手頃な小さい鉢がなかったので、底に穴をあけた紙コップに植えました。

 

市販の「花と野菜の培養土」を使いましたが、ハーブ用の土の方が失敗がないかもしれませんね。

 

ここからは、しっかりと成長してもらうため、徐々に日当たりの良い場所に移動していきます

 

急にしっかり日を当てると弱ってしまうかもしれないので、少しずつ日を当てる時間を長くしていきます。

 

根が出るまでは乾燥しないよう注意していましたが、ここからは、過湿になりすぎないよう、水のやりすぎに注意します。




大きくなったら、立派な苗に

ローズマリー 挿し木の新芽

成長して大きくなったら、あとはお店で買う苗と扱いは同じです。

 

花壇や植木鉢に植え替えて育てていきます。

ラベンダー 挿し木の新芽

古い葉が少し枯れてきましたが、新しい葉がぐんぐん伸びてきています。

 

数えてみたら、ローズマリーもラベンダーも、一節分大きくなっていました!

 

約3か月後

ラベンダーの挿し木

ひょろひょろだった枝が、だいぶたくましくなってきました。

 

紙コップの底から根がどんどん出てくるようになったので、一部の苗を植木鉢に植え替えました。

ラベンダーの挿し木

紙コップから出してみると、こんなに根っこが!

 

もとはただの切り取った枝だったとは思えませんね。植物の生命力はすごい!




5か月後(4月)

ラベンダーの挿し木

植木鉢に植え替えたラベンダーの挿し木です。

 

春を迎え、一気に茂ってきました。根元からもどんどん葉っぱが出てきています。

 

ラベンダーの挿し木

花壇に植え替えたラベンダーの挿し木です。

 

こちらもぐんぐん成長中。

 

残念ながら、ローズマリーの挿し木は、花壇に植え替えた後に枯れてしまいました・・・。

 

6か月後(5月)

4月以降の成長が、ものすごいです!

 

急激に伸びてきました。

 

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7か月後(6月)

そして6月には、あちこちからスーッと茎が伸び、こんなにたくさんのつぼみが!!

 

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そして、ついについに…開花!

挿し芽から育ったラベンダー

こんなに大きくなるとはびっくりです!かなり離れないと写真にも入りきらないほどに成長してくれました。

 

お花が無事咲いたのを見届け、この後つぼみは収穫して香りを楽しみました。

 

挿し芽から育ったラベンダー

こちらは花壇に植えた方のラベンダーの挿し芽。

 

鉢植えよりひょろっとして小さめですが、順調に成長し、つぼみをつけてくれました!

挿し芽から育ったラベンダー

ラベンダーのいい香りが漂っています!




やってみてわかった挿し木のメリット

成長がワクワク、楽しい!

ただの切り取った枝だったラベンダー&ローズマリーですが、けなげに頑張って根っこを出し、スクスクと成長してくれました。

 

成長がわかりやすく、「育てている」感がたっぷりで楽しいです

 

まるで赤ちゃんを育てているかのように、様子が気になって1日2回くらい見に行ってしまいます。

 

お安く、たくさんの苗が手に入る

いただいた枝から、現在4本が成長中です。

 

これだけの苗、買ったらそれなりのお値段ですよね。ラベンダーは、お安くても1つ300円以上はしますから・・・。

 

挿し木がうまくできれば、お金をかけずに愛着ある植物がたくさん育てられますよ

 

挿し木と挿し芽の違い

挿し木・挿し芽は、同じような意味です。

 

親株の植物の先の方を切って、発根させて増やすということです。

 

何が違うかというと、その増やす植物の種類

 

ラベンダーやローズマリーは木本性なので「挿し木」と言い、草本性の草花は「挿し芽」と言うそうです。

 

挿し木・挿し芽で増やせる植物

初夏~秋に咲く、インパチェンスやトレニアも簡単に挿し芽ができます。

 

ローズマリーとラベンダーで味をしめた私は、インパチェンスやトレニアの挿し芽にもチャレンジしてみました。

 

こちらは、切った茎をそのまま他の鉢や花壇に挿しておくだけ、という超かんたん挿し芽でOKですよ。

 

すくすくと成長し、お花を咲かせてくれました。

 

また、秋冬の花と言えば、ビオラ。ビオラも簡単に挿し芽ができました。

ビオラ挿し芽の開花ビオラを簡単挿し芽で増やそう

 

また、ハーブゼラニウムも、同じく簡単に挿し木ができます。まだ花は咲いていませんが、しおれず頑張っています。




ラベンダーの挿し木 まとめ

挿し木って、上級者がするものだと思っていましたが、やってみると結構簡単。やってみてわかったことは、

  • 初心者でも、簡単にできます!
  • 必要なものは、ほぼポットと土のみ
  • 赤ちゃん苗の日々の成長が楽しめる
  • お金をかけずに苗が手に入る

という、メリットだらけのお手軽ガーデニングだということでした。

 

これから挿し木・挿し芽をやってみようかな、と思っている方、思っているより簡単にできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

ビオラの挿し芽についてはこちらをどうぞ

ビオラ挿し芽の開花ビオラを簡単挿し芽で増やそう

 

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