きのこ

ナチュラルな雰囲気のお庭と言えば、やっぱりイングリッシュガーデンにあこがれます。
今回の記事では、イングリッシュガーデンのようなナチュラルなお庭に合う植物を一気にご紹介していきます。
イングリッシュガーデンとは

イングリッシュガーデンでは、人の手が加えられているものの、あくまで自然に咲いているかのような雰囲気が大切にされています。
日本で言うイングリッシュガーデンは、イギリスのコテージガーデンの雰囲気も大きく取り入れられていて、田舎の民家によく合うようなナチュラルで素朴な雰囲気の庭、というイメージもありますね。
イングリッシュガーデンの作り方のポイントについては、こちらの記事もどうぞ!
参考イングリッシュガーデンの簡単な作り方が知りたい!ナチュラルな雰囲気のポイントをまとめてみました
背が高めの花

花壇の後方に背が高いお花を持ってくると、自然で素敵な雰囲気がでます。
ジキタリス

イングリッシュガーデンといえばこれ!ともいえる特徴的な花、ジキタリス。
花色の選び方で全体の雰囲気も変わりそうですね。
背が高いタイプは迫力がありますが、背の小さい矮性(わいせい)タイプもあり、こちらはかわいらしい雰囲気になります。
こぼれ種で増えることもあるそうです。
カンパニュラ

こちらもイングリッシュガーデンの定番。
ベル型のお花がかわいいです。
日本の「ホタルブクロ」もカンパニュラの仲間なのだそうです。
ベル状の形が多いですが、こんな変わった花のカンパニュラや、小型でナチュラルな風情の品種もあります。
デルフィニウム

背が高く、穂のようにお花が咲くのでゴージャスな雰囲気になります。
初夏のお庭を華やかに彩ってくれるお花です。
もう少しナチュラルな雰囲気の品種もあります。
ルピナス

ユニークな形が目を引くルピナス。
日本では、その形から「のぼり藤」とも呼ばれているそうです。
鮮やかな花色は庭を明るくしてくれます。
アリウム

ポンポンのようなお花がかわいらしいアリウム。
目を引く丸い姿はお庭のポイントになります。
バーベナ ボナリエンシス(三尺バーベナ)

↑この写真の背の高い花がバーベナボナリエンシスです。
すらっとした茎とポンポンのようなお花が素敵な、ナチュラル感満載の植物。
この写真の奥に見えるのも三尺バーベナかな…?

主役級の華やかさはないですが、どんなお花にも調和してくれる小花が魅力的です。
アスチルベ
ふわふわとした花が穂のように咲き、自然な雰囲気を演出してくれます。
半日陰でも育つ丈夫な植物です。
穂の色がいろいろあるので、お庭の雰囲気に合わせて選べるのもうれしい。
ラベンダー
香りも良く、シルバーがかった葉色も魅力。
花を収穫してドライにしたりと楽しめるのがうれしいですね。
高温多湿に弱いので、寒冷地以外ならできるだけ「暑さに強い」と書いてある品種を選ぶのがおすすめ。
ウサギのような耳(?)がかわいいフレンチラベンダーも素敵です。
サルビア ネモローサ
すっと伸びた直線的なラインが美しいお花です。
お花の軸が黒っぽくてカッコイイ雰囲気。
↓横浜イングリッシュガーデンでも植えられていました。

背が低めの花
花壇の前面や樹木の根元に植えたい、背丈が低めの植物をご紹介します。
クリスマスローズ

落葉樹の下にそっと植えておきたいクリスマスローズ。
花の少なくなる冬に活躍してくれます。
種類が豊富で愛好家の方も多いお花です。
アジュガ
葉が美しいだけでなく、花もかわいらしい!
半日陰でも育ち、丈夫でよく増えるのでグラウンドカバーとしても人気です。
エキナセア
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花の色や形が豊富で、ユニークな形の品種も多いです。
丈夫で年々大きくなるのも魅力。
花の種類が少なくなる真夏に咲いてくれるお花です。
西洋オダマキ
オダマキも、豊富な種類が魅力の花です。
シックな雰囲気の花からゴージャスな雰囲気の花まで様々。
繊細そうな見た目と違って、半日陰でも育つ丈夫な植物です。
ムスカリ

春の庭を彩ってくれる、丈夫な球根植物です。
地植えの場合は、2~3年は植えたままでもOKです。

バラクライングリッシュガーデンでは、青いベンチに向かう小道に沿って、たくさんのムスカリが植えられていて、とても素敵でした!
ハナニラ

道路わきや公園などでも見かけたことがあるかもしれません。それほど丈夫でよく増えます。
星のようなかわいらしい花を咲かせてくれます。
葉を切ったりすると、名前の通りニラっぽい香りがします。
原種系チューリップ

普通のチューリップよりも背が低く花も小さいのですが、野に咲いていそうな自然な雰囲気が魅力。
丈夫で、数年植えたままでも花が咲きます。
色や形が豊富で、たくさん集めたくなるかわいらしさです。
リーフ、グラス類
ナチュラルな雰囲気の庭に欠かせないのが、美しい葉やグラス類。
華やかに咲く花だけでなく、グリーンをうまく使うことであこがれのイングリッシュガーデンに近づけるはず!
ギボウシ

葉の美しさと種類の多さから、世界中に愛好家の多いギボウシ。
庭に一株は植えたい定番のカラーリーフです。
夏にはかわいらしい花も咲きます。
葉の大きさや色、模様の違いなど、いろいろ集めたくなる植物です。
リシマキア
暑さ寒さに強く丈夫で、合わせやすいリーフです。

寄せ植えのわき役にもよく使われます。
花壇では、グランドカバーとして使われることが多いです。
カレックス
シャープな草姿で、庭を引き締めてくれます。
大き目の葉や細かな葉など、いろいろな形の葉を組み合わせると、ナチュラルでおしゃれな雰囲気の庭になりますね。

いろいろな葉色があるので、品種の選び方で庭の印象もずいぶん変わりそうです。
ヒューケラ

豊富な葉の色が魅力的で、愛好家も多いです。
常緑で冬でも葉が残るため、花の少ない時期も花壇を彩ってくれます。
↓下のほうに植えられている明るい茶色の葉がヒューケラでした。

カラフルな葉色はお庭を明るくしてくれます。
スティパ ’エンジェルヘアー’
細い葉がふわふわと風に揺れる姿が素敵なグラス。まるで印象派の絵画のようです。
↓横浜にある「港の見える丘公園」でもそれらしき植物を発見しました。

きのこ
つる性植物
アーチやフェンスにからめて庭のポイントになる植物も欠かせません。
クレマチス

「つる性植物の女王」と言われることもあるクレマチスは、世界中で愛され品種改良され、今では数えきれないほどの品種が存在するそうです。
ゴージャスな大輪から控えめで清楚な花まで、好みに合わせていろいろ集めたくなります。
バラ

華やかな見た目と香りが魅力の、だれでも知っている植物。
すでに非常に多くの品種がありますが、毎年新しい品種が発表され、人々の注目を集めています。
アーチや壁面を飾るバラも素敵ですね。

最近は、環境保全の流れもあり、病気に強く丈夫な品種が増えています。
初心者でも育てやすいといわれるバラはこちらの記事で詳しく紹介しています↓

樹木
野山にいるような雰囲気を演出するのに欠かせないのが樹木。
スペースに合わせ、樹高や成長速度も気にしながら選びたいですね。
ビバーナムティヌス

それほど背が高くならず、常緑なので年中葉が楽しめます。
蕾の状態も赤い粒がかわいい!
小さな白い花が咲き、実もつきます。
ギンヨウアカシア(ミモザ)

春の黄色い花は目を引く美しさ!
常緑なので、葉の美しさも年中楽しめます。
きのこ
成長が早く、あっという間に大きくなるそうなので、こまめに剪定をするか、鉢植えでの管理が安心です。
ドウダンツツジ

日本の風土にもよく合い、かわいらしい花を咲かせてくれます。
秋には真っ赤な紅葉も楽しめるのも魅力です。

アジサイ

和風のイメージもありますが、実は世界で愛されているアジサイ。
色や形が豊富で選ぶのが楽しいうえ、日本の気候にもやっぱり合うようで、丈夫でよく育ちます。
ライムグリーン~白のグラデーションが美しい「アナベル」はナチュラル風のガーデンに大人気です。
ピンクの花が咲く「ピンクアナベル」もかわいい!
花が細長く房のようになるカシワバアジサイというアジサイもあります。
小型で繊細な雰囲気のヤマアジサイは、里山風でよりナチュラルな雰囲気に。
こんなシックなアジサイも素敵です。
きのこ
ミツバツツジ

ピンクの花が枝いっぱいに咲く姿が美しい低木。
自然な里山のような風情があります。
ハナカイドウ

ピンクの美しい花が印象的な木です。
家でお花見気分が楽しめそう!
エゴノキ

いかにも「木」らしい形がきれいですね。
初夏の白い花、秋の白い実も楽しめ、季節を感じられる木です。
ユキヤナギ

滝のように白い花がいっぱいに咲く、人気の高い低木です。
秋には紅葉も楽しめます。
ヤマボウシ

花と実も楽しめる、公園などでもおなじみの木。
凹凸のあるユニークな実がつきます。
カルミア

春に花が咲くツツジ科の植物です。
こんぺいとうのような蕾、星のようなお花がかわいらしい!
中に模様のある特徴的なお花です。
イングリッシュガーデンに合う植物まとめ
ナチュラルな雰囲気の庭やイングリッシュガーデンに合う花や草、樹木をご紹介しました。
背の高さや形の違う花やグリーンを組み合わせて、自分だけのお気に入りの庭を楽しみましょう!
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