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植物のことは一切わからずに、約8年前に手に入れたウンベラータ。
それから6年間は水やりしかしていませんでしたが、なんとか成長してくれ、初めての植え替えにチャレンジしたのが2年前。
その時はこんなにフサフサと葉を茂らせていたのですが…
植え替えから2年がたち、枝も伸び、葉も茂らなくなってきたので思い切って剪定&挿し木にチャレンジすることにしました。
きのこ
剪定前の写真を撮り忘れてしまったのですが、こちらは剪定から1か月半後の姿です↓
その後、剪定から約4か月でここまでフサフサに伸びてくれました。
この記事では、我が家の初ウンベラータ剪定と、剪定した枝の挿し木の成長をご紹介していきます。
▼ウンベラータの基本情報はこちらの記事もどうぞ
おすすめ記事おしゃれで育てやすい観葉植物 初心者にもおすすめのウンベラータ
ウンベラータの剪定方法
梅雨入りするかしないかの6月10日、ひょろひょろと伸びてしまったウンベラータの剪定をすることにしました。
剪定に適した時期
ウンベラータは暖かい時期に成長する植物なので、4月~7月くらいに剪定すると良いそうです。
きのこ
冬は避け、気温が上がってきたころが剪定できるタイミング、と思っておけば良いようです。
剪定する場所
我が家では、3か所を剪定することにしました。
本やサイトなどによると、
成長後にどんな形にしたいかイメージを膨らませて切るのが大切!
ということなのですが、
きのこ
ということで、切る場所はわりと適当に決めてしまいました。
バッサリ剪定してもしっかり成長してくれるようですが、今回はお試しということで、ひょろっとして葉っぱがあまりない枝を切り詰めた感じです。
芽が伸びてくる場所
後からわかったのですが、ウンベラータの新芽は、葉のついていた丸い跡の上にあるちょこっとしたでっぱり部分(矢印部分)から伸びてきます。
きのこ
伸ばしたい芽のすぐ上で剪定すると、うまく樹形をコントロールしていくことができます。
芽が出ている方向はそれぞれ違うので、伸ばしたい方向を考えて切ってみてくださいね!
きのこ
白い樹液に注意!
ウンベラータの枝を切ると、白い樹液が出てきます。
肌がかぶれる場合があるそうなので、触らないように注意が必要です。
樹液は下に垂れるくらい出てくるので、すぐにふけるよう、ティッシュなどを近くに準備しておいたり、床に新聞紙をひく、エプロンを付ける、などガードしておくと良いと思います。
剪定に使う道具
植物の剪定にはよく切れるハサミを使うのが定説です。
が、私は剪定用のハサミが樹液でベタベタになったらいやだなあ…と思ってしまい、カッターで切りました。
すぐに洗ったら思ったほどはベタベタにならなかったので、剪定ハサミでも大丈夫だったかもしれません。
私が使っているハサミはこれ↓
切った枝を挿し木にする
切り取った枝の先は、挿し木して新しい株を作ることができるそうです。
せっかくなので、挿し木にもチャレンジしてみることにしました。
挿し木のやり方
挿し木の仕方は、いたって簡単。
切った枝を水につけておくだけ!
最初は樹液が出て水が汚れるのでこまめに変えました。
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しばらく水につけておくと、枝から根が出てくるそうです。
きのこ
親株の植え替え
親株(もともとあったウンベラータ)の土も、2年前に変えたきりだったので、合わせて植え替えをすることに。
植え替えの手順
我が家の場合は、あまり大きくしたくなかったので、同じ鉢に植えなおしました。
手順は、このとおり。
1.親株を鉢から出す
2.古い土をやさしくほぐす
3.新しい鉢(我が家の場合は古い鉢を洗って再利用)に鉢底石を入れる
4.観葉植物用の培養土を鉢の3分の1~半分くらい入れる
5.ウンベラータを仮置きして高さを見る(土が多すぎ、少なすぎなら調節)
6.ウンベラータを入れ、スキマに培養土を入れる
7.水をたっぷりとあげて完了!
培養土は、アイリスオーヤマの観葉植物用粒状培養土を使いました。
2年前に植え替えをしたときは、余っている草花用培養土を使えばいいか!と何も考えず植えたところ、コバエが発生してしまい嫌な思いをしましたので、今回は観葉植物用の土に。
きのこ
今回は、虫も発生しておらずトラブルなしです!
ちなみに、コバエが発生した時は、土の表面を無機質の土などでおおうと良いそうです。
きのこ
化粧石などを使ってもおしゃれですね!
剪定後の親株と挿し木の成長
親株の剪定、植え替え、挿し木(枝を水につけただけ)を終え、ひと段落。
その後の成長はこんな感じです。
【約1週間後(6月下旬)】すこーし成長
水につけていた挿し木の枝は、根っこのもとらしき白いプツプツが出てきました。
剪定した親株の方は、切った部分の下の芽が赤く膨らんできています。
親株の上の方は、新しい葉っぱがどんどん出てきました。
【約1か月後(7月)】にょきにょき発根!植え替え
ちょっと放置気味だった挿し木の枝が、こんなに根っこが生えていました!
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あわてて植木鉢にお引越し。小さな植木鉢に観葉植物用の培養土を入れ、植えこみました。
きのこ
親株の新芽も随分大きくなりました。そろそろ葉っぱが出てきそう。
【約1か月半後(7月下旬)】新芽がぐんぐん成長
葉っぱが少しずつ出てきました。
明るい黄緑色にプルプルの感じがかわいいですね!
ほかの箇所もこんな感じで新しい葉っぱが生まれました。
一番下の細い枝は、小さな芽がいくつか。頑張って成長してくれています。
挿し木した子株の方も、新しい葉っぱが開きました。
【約2か月後(8月上旬)】葉もたくさん出てきました
剪定から2か月が経過し、上の方は葉っぱがたくさん出てきました。
矢印部分が剪定した個所です。
葉っぱが増えて、だいぶボリュームが出てきました。
下の方の細い枝は、新芽はいくつか見えるものの葉っぱは一枚だけ…。
今年は梅雨明けが遅く涼しい日が多かったのですが、やっと夏らしくなってきました。
夏の間にどれくらい大きくなるのか楽しみです。
【約3か月後(9月上旬)】挿し木がハダニだらけに!
挿し木した枝がハダニだらけになってしまいました…
ハダニいっぱい&葉っぱもボロボロだったので、葉を切り取ってしまいました。
きのこ
挿し木は全部で3本育てているのですが、残りの2本もハダニが…。
こちらは比較的軽傷だったので、ひどい葉だけ取り除きました。
きのこ
ここからは、挿し木した苗も室内に置くことにしました。
【約4か月半後(10月下旬)】葉っぱモリモリに!
8月、9月の夏の間にぐんぐんと伸び、親株は葉っぱがモリモリになりました!
きのこ
一番下のひょろっとした枝をアップにすると、こんな感じです。
植物は上の方から伸びていく、と言いますが、葉っぱを何枚か出して頑張ってくれています。
上の方の2か所剪定したところはこんな感じ↓
一番上の部分です。
新しく出てきた枝もしっかりしています!土を変えたからか、葉っぱも青々としている感じ。
こちらはその下のあたりの剪定箇所↓
一番上ほどではないですが、しっかりした枝が出て、大きな葉っぱが生えてきました。
そろそろ気温も下がってきたので、今年の成長はこれくらいかな、という感じです。
きのこ
【8か月後(2月上旬)】挿し木も葉がいっぱいに
室内に置いて育てていた挿し木苗、いったんは葉もなく丸裸にしていましたが、ここまで葉が出てきました。
残りの2本も葉っぱがいっぱいです。
2本の葉がかさなってしまって、味噌の空き容器では窮屈そう…。
きのこ
ちなみに親株のウンベラータさんは10月から大きな変化はないように見えます。
ウンベラータのお手入れ まとめ
ウンベラータを元気に育ててあげるには、ある程度の期間で剪定や植え替えが不可欠。
剪定は、
- 気温が上がってきた時期に
- 伸ばしたい芽の上で切る
を守ればあまり失敗することはないようです。
植え替えは、「観葉植物用の培養土」を使うのがおすすめ。
きのこ
新しい芽の成長を見守るのも楽しいもの。ぜひチャレンジしてみてくださいね!
我が家の成長記録も、引き続き更新していきたいと思います。
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