花の少なくなる冬に彩りを加えてくれるビオラ。
皆さんは、ビオラを植え付けたら、摘芯していますか?
先日、NHKのテレビ番組「趣味の園芸」でビオラの摘芯方法が紹介されていました。早速試してみたところ・・・1か月たって、こんもりモコモコに育ってきましたよ!
ここでは、私の備忘録も兼ねて、ビオラの摘芯(ピンチ)の方法を詳しくお伝えしていきます。
摘芯(ピンチ)とは?
伸びている茎を刈り込むことです。一度茎を刈り込むことで、わき芽が増えます。
ずっと植えっぱなしのまま育てていると、ひょろひょろと長くなってしまうことがありますよね。
しかし、摘芯してわき芽が増えることで、葉も花も増えて、こんもり立派に茂った株になるのです。
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ビオラの摘芯はどうやる?
摘芯の時期は?
苗を買ってきて植え付けたらすぐに切ってしまって大丈夫です。
「趣味の園芸」の先生は、「最高気温が15度を下回る前に植えた方がしっかり根付くのでおすすめ。植えるなら10月中くらいまでがいいんじゃないか」とおっしゃっていました。
しかし、10月って、まだ気温が高くて暑く感じる日も多いですよね。ビオラは暑さに弱いので、そういう日は日陰に置くなど、少し管理に気を付けた方が良さそうです。
摘芯する位置
テレビ番組「趣味の園芸」では、「根元から2節のこして、2節目と3節目の間で切る」と紹介していました。
植えたばかりの花を切るのは勇気がいりますが・・・。ビオラは丈夫なので、ばっさり切ってしまって大丈夫です。
なかなか切る勇気の出ない方には、こちらの動画がおすすめ。動画内で、ビオラをばっさり刈り込んでいますので、一緒に花を切る勇気が湧いてきます!
説明しているのは、時々「趣味の園芸」の番組にも出演されている、金子先生。親しみやすいお人柄がにじみ出ていますね。
プロトリーフチャンネルの動画には、私もよくお世話になっています。
切った花や茎も活用しよう
切った花は、カップなどに生けるととってもかわいいです。こちらの記事では、小さなビオラの花をうまく生けるポイントをご紹介しています。(一番最後に生け方が書いてあります)
冬~春の花を楽しむ 誰でも簡単にできるパンジー、ビオラの寄せ植え
また、切った茎は、土に挿して挿し芽にすれば、簡単に新しい株を増やすことができますよ。詳しい様子はこちらの記事をどうぞ。
摘芯後はどうなる?
摘芯の直後
こちらは、我が家で植えたビオラ。10月15日に植え付け、すぐに摘芯しました。
バッサリ切る勇気が出ず、ちょっと多めに葉を残してしまいました。NHKの先生の教えでは、「2節残して切る」でしたが、だいぶ長めだと思います。
しっかりと根付くまでは、直射日光に当てず、明るい日陰に置いておきます。大体2週間くらいしてから、少しずつ日なたに置くようにしました。
約1か月後
こちらは、約1か月後の11月13日の様子です。随分と枝数が増え、葉っぱがもりもりになりました。
あちこちに蕾ができているのが見えます。
まもなく開花しそうです。
1か月と5日後
11月20日の様子です。1か月と5日がたち、続々と開花してきました。
気温が下がってきたからか、ビオラも元気もりもり、ツヤツヤしています。
1か月と3週間後
12月3日の様子です。だいぶ花が咲いて、見ごたえが出てきました。黄色はなぜか2輪しか咲いていません・・・。
約5か月後
3月5日のようすです。
日も長くなり、気温も上がってビオラも満開になりました!ぎゅっと詰まった元気いっぱいの苗です。
なかなか咲かなかった黄色いビオラも、どんどん咲いていますよ。
ビオラの摘芯方法まとめ
- ビオラは10月中に植え付けます(ただし暑すぎる場所に置かないよう注意)
- 摘芯は、思い切ってバッサリ切ってしまいましょう
- 切った茎は挿し芽に使えます
- 約1か月後には元気に花が咲いてきます
丈夫で育てやすいビオラ。ぜひ摘芯を活用して、もっともっとこんもりと育ててみてくださいね。
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