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うさこ
ふくこ
この記事では、これからガーデニングを始める方や、ガーデニングを始めたばかりの方に向けて
きのこ
と思うことや、疑問に思ったことをまとめてみました。
私は引っ越しをきっかけにガーデニングを始め、いつのまにやら3年が経過。
最初は一鉢植えるのにもおっかなびっくりでしたが、いろいろな植物を育ててみたり、園芸本を読んだり、園芸店に通ったり、庭園巡りをしてみたりしながら、少~しずつガーデニングの知識と経験がたまってきたかな、というところです。
まだまだ初心者ではありますが、これからガーデニングにチャレンジする方のお役に立てればうれしいです。
ではさっそくご紹介していきましょう!
植物を買うときのポイント
高い苗と安い苗、どちらがいい?
うさこ
ラベル付きブランド苗は初心者にこそおすすめしたい!
きのこ
例えば、秋から園芸店で売られているビオラは。一株98円!なんて安さから、一株で400円以上するものまであります。
高い苗はちょっと立派なラベルがついていたり、園芸会社が力を入れて生み出した品種の苗だったりするので、「ラベル付き」とか「ブランド苗」なんて呼ばれているんです。
ビオラなら、サントリーフラワーズの「ミルフル」や
見元園芸の「見元ビオラ」、
サカタのタネの「よく咲くスミレ」などがあります。
ラベル付きのブランド苗は、品種改良によって
- 暑さ・寒さに強い
- 病害虫に強い
- 花つきが良い
- 花の数が多い
- 摘芯(ピンチ)しなくてもきれいにまとまる
- ほかにない花色や模様
- ほかにない花の形(フリル咲き・八重咲、小輪・大輪など)
など、普通の品種と比べてよりきれいに、より簡単に育てられるものが多いんです。
きのこ
もちろん、ラベルなしの苗でも十分咲いてくれますが、植物を育てるのにまだ慣れていない方は、
「寒さ(暑さ)に強い!」
「きれいにまとまる」
「どんどん開花!」
なんて書いてあるラベルの苗を選ぶと、初めてでもたくさんのお花を楽しめると思います。
初心者の方にもおすすめな丈夫で育てやすいお花については、こちらの記事で紹介しています↓
良い苗の選び方がわからない…
うさこ
元気がありそう、しっかりしてそうなものがおすすめ。ひょろひょろはダメ!
きのこ
園芸店やホームセンターに行くとたくさんの苗がありますが、選ぶべきなのは元気な苗。
きのこ
基本的には、こんなポイントを見ていればOKだと思います。
- 葉がきれいか(黄色っぽくなっていたり枯れている葉が多くないか、虫に食べられていたりしないか)
- 茎がしっかりしているか(しっかりまっすぐ立っているか。ひょろひょろまがったりしていないか)
私の場合は、追加して
- ポットの土が苔だらけになっていないか
- ポットの底穴から古そうな根がたくさん出てきていないか
などを見ています。
土が苔だらけだったり、底から根っこがもじゃもじゃ出ている苗は、古かったりする気がするので…。
ちなみに、お店のすみの方で値引きされている苗は、
- 状態の良くない(元気がない、ヒョロヒョロ)苗
- 売れ残り苗
が多いです。
状態の良くない苗は、よっぽど育てるのがうまくないと、せっかく買っても枯れてしまう可能性大。初心者の方は避けるのが無難です。
きのこ
売れ残り苗は、大体シーズン終わりに安売りになるので、たとえ元気な苗だとしても楽しめる期間が短くなってしまいます。
きのこ
元気のありそうな苗で、ちょうど植える場所がある、という場合は買っても良いかなという気もしますが、あえてそれを選ぶよりは、季節に合ったお花をしっかり選んで育てた方が結局は得なように思います。
ガーデニングにこれからチャレンジしたい!いつから始めるべき?
うさこ
外に植える花ならば、できれば、春と秋のお花がたくさん出回るシーズンがおすすめです!
きのこ
一般的な一年草の場合、「春~夏に咲く花」は4~5月ごろ、「秋~冬に咲く花」は10~11月ごろにお店にたくさん並びます(関東の場合)。
一年草とは、1年以内に枯れてしまう植物。例えば朝顔やヒマワリなどのように、春に芽を出し、夏に花が咲き、秋~冬には枯れてしまう、というその年限りの植物のこと。
春・秋にお花を買って植えると、しっかり根を張り、夏の暑さ・冬の寒さにもしっかりと耐え、きれいなお花を咲かせてくれます。
真夏や真冬は植物が成長しづらいので、初めての方はその時期にお花を植え始めるのは避けた方が無難です。
きのこ
また、一年草の場合は、残暑のころに春夏のお花を買っても、寒くなる前に枯れてしまうのでもったいないですよね…
「もう少し待てば秋冬のお花が出てくる」という頃ならば、その時期まで待っても良いのかなと思います。
どの季節にどんな花がおすすめなのか知りたい!という方にはこちらの記事もおすすめです↓
苗は園芸店で買った方がいい?ホームセンターやスーパーの苗とは違うの?
うさこ
お店によりますが…。よく売れているお店は元気な苗が多いのでおすすめ
きのこ
園芸専門店でもホームセンターでも良いのですが、お客さんがよく入っているお店、売れているお店で買うのがおすすめです。
園芸店はもちろん、ホームセンターでも園芸に力を入れているお店の店員さんなら知識も豊富なので、いろいろ相談しやすいですね。
きのこ
お店にもよりますが、値段はホームセンターやスーパーなどの方が安いかもしれません。
しかし、園芸店の場合は、店員さんも知識豊富な方が多いですし、信頼のおける生産者さんから直接仕入れているお店も多いようです。
ほかでは扱っていないような品種があったり、おしゃれなアイテムが多かったりするので、見るだけでも楽しいですね!
とはいえ、どこで買うにしても「元気な苗」を選ぶということはお忘れなく。
園芸愛好家にも人気の高い、関東近辺の大型園芸店はこちらの記事で紹介しています↓
【神奈川県近郊】大型園芸店をめぐってみた!じっくり回りたいショップをまとめて紹介
育て方のポイント
丈夫で育てやすいと書いてあっても枯れてしまう…自分は園芸に向いていないのかも。
うさこ
「育てる場所の環境」と「その植物の好きな環境」があっていないのかも。育てる場所に合った植物を選んでみてください!
きのこ
「日当たりが良い」と思っていても、秋になると意外と日が当たらなかったり、季節によっても条件は変わります。
きのこ
そして、植物にも、日向が好きなもの、ちょっと日陰くらいが適しているもの、乾き気味を好むもの、湿った土を好むもの、と好みの環境があります。
また、真夏に「日当たりが良すぎる」のも良くない場合があります。特に西日は強烈なので、丈夫な植物でも連日の暑さで傷んでしまうこともあるんです。
そんな時は、
- 植えたい場所の特性を知る
- 植物の特性を知る
- 真夏の西日は避ける(移動できない場合は日よけを付ける)
の3点を気にしてみると良いかもしれません。
植える場所の環境と、その植物の好きな環境があっているか、一度確認してみましょう。
最初は鉢植えで育て、ようすを見ながら場所を決める、というやり方もおすすめです。
花壇(地植え)の場合、水やりはする?しない?
うさこ
植え付けてからしばらくは、水をあげた方がいいです。その後は植物によって違いますが、水やりはあまり要らないものが多いです
きのこ
植えたばかりの植物というのは、まだその場所になじんでおらず、ケアが必要です。
乾燥しすぎないように、じょうろなどでお水をあげましょう。
環境にあった植物を植えていても、晴れている日が続いたり、真夏の暑さにさらされたりすると、地面がカラカラになってくることもあると思います。
そんな時には水やりしてあげるとよいですね。
とはいえ、やりすぎは禁物。
加減が難しいのですが、過保護にしすぎなくてもできるだけ植物が自分の力で元気に育っていけるよう、環境にあった植物を植えることが大切です。
斜面になっている場所は、水が流れて行ってしまうので、意外と乾燥していたりしますので、イメージで判断せずに土の状態や、すでに生えている植物をしっかり観察してみてくださいね。
湿り気が好きな植物は湿り気のある場所に、乾いた場所が好きな植物は乾きやすい場所に植えてあげれば、定着後の水やりはあまり要らないかと思います。
きのこ
「土が乾いたらたっぷり水やり」ってどういうこと?土が乾いたかどうかよくわからない…
うさこ
土の表面だけでなく、中のほうの土をチェックするのがおすすめ。「たっぷり」は、鉢底の穴から水が流れてくるくらいが目安です。
きのこ
上の方の土が少し乾いてくると、枯れるのが心配でつい水をやってしまう、という方、意外と多いのではないでしょうか。
実は、水をやらないで枯らすより、やりすぎて枯らしてしまう方の方が多い、なんて言われています。
湿り気を好む植物は乾かしすぎないようにする必要がありますが、そのほかの植物は常に土が湿っている状態だと弱ってしまうことも多いんです。
鉢の中の方の土が乾き、鉢を持った時に「スカっ」と軽く感じるくらいまで待ってからたっぷりの水を上げるのが良いと言われています。
最近は、土の乾き具合が目で見てわかる便利グッズも販売されていますので、参考にしてみるのも良いですね。
水は、さっと表面が湿る程度ではだめで、鉢の下から流れ出るまでたっぷりとあげましょう。
きのこ
水やりの時は、こまかなシャワーが出るじょうろやホースの取り付け口がおすすめ。
土に穴が開いてしまったり、植物に土がはねたりするのを防ぎ、やさしく水やりができます。
きのこ
世界のガーデナーが愛用するというHAWS(ホーズ)のじょうろを使った感想はこちらの記事で紹介しています↓
世界のガーデナー御用達のおしゃれじょうろ HAWS(ホーズ)を使ってみた(口コミレビュー)
「水やり3年」というけれど、水やりをうまくするポイントは?
うさこ
水やりの時間帯や気温、水のかけ方にもポイントがあります。
きのこ
植物は、日中に光合成をしますが、光合成には水分が必要です。そのため、光合成に必要な水分を補給してあげるためにも午前中に水やりをするのが良いと言われています。
夏は暑くなる前の涼しいうち、冬は日が昇って少し暖かくなってから水やりすると、急激な温度変化で根が傷むのを防ぐことができます。
真夏は、葉に水がかかってしまうと残った水滴がレンズのように光を集め、強い日差しで葉が傷んでしまいます。
きのこ
できるだけ葉や茎にかからないようにしてあげましょう。
暑い日は朝に水やりしても、夕方にはカラッカラに乾いているということも良くあります。
そんな時は、夕方にもう一度お水をあげましょう。
きのこ
小さい鉢の場合は特に土が乾きやすいので、我が家は夏のお花は少し大きめのプランターに植えたり、プラスチックの鉢を使うようにしています。
きのこ
風通しの良い場所ってどういうところ?外ならOK?
うさこ
風が直接よく当たるところです。でも風が強すぎると枝が折れてしまったりします。
きのこ
風通しの悪い場所で植物を育てると、虫がつきやすかったり病気になりやすかったりしますので、実はけっこう重要なポイント。
壁などで囲まれたところは避けるのはもちろん、植物を密に植えすぎないなども気を付けると良いと思います。
ベランダなどの場合は、台に乗せて高さを出す方が風通しも日当たりも良くなります。
きのこ
風が強すぎる場所は茎や枝が折れたり鉢が倒れたりしやすいので、避けるか、風対策をしておくと安心です。
「液肥をやってください」ってラベルによく書いてあるけど、何をすれば?
うさこ
液肥とは、液体の肥料です。水で薄める原液タイプと、そのまま植物にあげられるタイプがあります。
きのこ
液肥とは、液体状の肥料のこと。
有名なものは、ハイポネックスや
花工場など。
ほかにも、各社さんが工夫を凝らした肥料がたくさんあります。
きのこ
容器に使い方が書いてあるので、その通りにあげれば大丈夫。
原液タイプ→規定の量の水で薄めて
ストレートタイプ→そのまま
じょうろなどに入れて、水やりのように植物の株元にかけてあげればOKです。
肥料には「N-P-K=6-10-5」などの表示が書いてあり、どの商品を選べばよいのか迷ってしまうかもしれませんが、3つの要素にはそれぞれ特徴があるんです。
N→窒素(葉や茎を育てる)
P→リン酸(花つきや実つきをよくする)
K→カリ(根の生育を促進する)
お花をたくさん咲かせたい場合は、花つきや実つきをよくするP(リン酸)が多い肥料がおすすめ。
ハイポネックスの原液タイプの場合は、「N-P-K=6-10-5」なので、3つの要素は
N→窒素(葉や茎を育てる)→6
P→リン酸(花つきや実つきをよくする)→10
K→カリ(根の生育を促進する)→5
の分量で入っている、ということになります。
きのこ
肥料選びに迷ったら、数字の部分を参考にしてみてくださいね。
ガーデニングを始める前に知っておきたかったこと まとめ
この記事では、ガーデニングを始めて3年がたった私が、ガーデニングを始めるときに知っておきたかった内容をまとめてご紹介しました。
また思いついた内容があれば、随時追加していきたいと思います。
ぜひ一緒にガーデニングを楽しみましょう。
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