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子どもがいると、日々のお掃除大変じゃないですか?掃除の時間がうまく取れなかったり、何かと汚れるので、ちょこちょこ掃除が必要だったり。
そんな、子どものいる家庭にぜひおすすめしたいのが、室内用のほうき。
いつでも手軽にささっと使え、音も出ませんし、本当に便利なんです。
子どもがいると、掃除のタイミングが難しい
子どもは、できるだけ午前中は体を動かし、午後に少しお昼寝、そのあとゆっくり遊んで食事やお風呂を済ませ、早めに就寝・・・というサイクルがいいといいますよね。
そうすると、日中は公園や児童館、自宅で一緒に遊んだりと忙しい。でも、お昼寝中や夜に掃除機をかけるのは、音や排気が気になります。
色々な掃除道具があるけれど・・・
パンくずやお菓子のカスなんかもすぐに散らかるけれど、いちいち掃除機を出したり、雑巾でふくのも大変です。
掃除機を運んできて、コードをさして、掃除して、コードを片付けて、元の場所に戻す・・・なかなかおっくう。
雑巾も、掃除した後に洗って、絞って干して・・・とこれも意外と手間がかかる。
クイックルワイパーのようなお掃除シートは、ほこりや髪の毛を掃除するにはいいけれど、お菓子のカスのようなゴミは取り切れないし、部屋のすみのゴミもきれいに取れません。
我が家は座敷ほうきを買いました
子どものお昼寝中や、夜寝た後にささっときれいに掃除できる方法はないものか・・・と考えた結果、我が家は座敷ほうきを買うことにしました。
これが、地味ですが、かなり便利です。今までなんで持っていなかったのだろうと後悔するくらい・・・。
買ったのは、白木屋伝兵衛商店の「不精長柄箒」です。
「あれれ、ほうきって意外と高いんだな・・・」とかなり迷いましたが、2年たった今も、買ってよかったと思えます。
もちろん、ホームセンターなどには、もっとお安いほうきもありますし、それでもある程度は事足りると思います。例えばこのようなほうき。
でも、せっかく買うのなら、見た目も品質も良くて長持ちする、白木屋伝兵衛をおすすめしたいです。
ほうきがおすすめな理由
手軽に掃除ができる
我が家では、ほうきとちりとりを壁にかけています。使いたいときは、そこからとってささっとはくだけ。
ごみをポンとゴミ箱に捨てたら、ほうきとちりとりをまた壁にかけるだけ。ささっと完了するので、手間がありません。
また、軽いので階段の掃除にも便利です。
前に住んでいた家は、室内に階段があったのですが、掃除機で階段を掃除するのがかなり面倒でした。
コードを差し替えて、掃除機を持って数段ずつ移動しながら掃除。終わったら掃除機を持って階段を移動して片付け・・・とかなり億劫だったのです。
でも、ほうきを一本買っただけで、面倒な階段掃除から解放されました。
音が出ないので夜でも使える
子どもの機嫌や予定に合わせていると、掃除が後回しになってしまうなんてよくあること。
ほうきがあれば、子どものお昼寝中や夜にも掃除ができます。
ほうきってホコリがたちそう、と思っていましたが、思っていたほどではありませんでした。
むしろ、掃除機の方が、強力な排気でホコリが舞い上がるそうですね。
やる気があるときは、茶殻や濡らした新聞紙をぎゅっと絞ったものを床にまいて掃除しています。湿気で吸着されるので、ホコリの舞い上がりはほとんど気になりません。
思っているよりゴミやホコリが良くとれる
掃除と言えば、「掃除機でごみやほこりを強力に吸い取る」イメージがあり、ほうきだと
あんまりきれいにならないんじゃないか、と思っていました。
けれど、使ってみると、小さな砂粒のようなゴミやほこりが良くとれるんです。ほうき一本でこんなにゴミがとれるんだ!と衝撃的でした。
我が家で使っているほうきは、静電気がおきにくいからか、草の密度がちょうどよいのか、ほうきに髪の毛やほこりがからまることもなく、きれいに掃き集められます。
さらに、フローリングのでこぼこや、引き戸のレール、部屋のすみやカドの部分、家具の隙間などのごみもきれいにはき出すことができるんです。
掃除機をメインに使う家庭でも、隙間等はもっと楽に掃除ができますよ。
実はカーペットにも使える
草のほうきの場合、毛足が短めであればカーペットの掃除にも使えます。正直なところ、カーペットのお掃除は掃除機の方がしっかりできる気がします。
でも、「今日はちょっと掃除めんどうだな」という日にも、ほうきでささっと掃くことができるのはかなり便利です。
髪の毛やほこりが結構取れるので、びっくりします。
一度買えば長く使える
これは、ほうきや使用頻度にもよりますが、白木屋伝兵衛の草のほうきの場合、5年くらいは買ったときのイメージで使えるようです。
5年くらい使うと毛先が少なくなってくるそうですが、先を切りながら使い、最終的には外用などにして、最低でも10年は使えるとのこと。
ちなみに我が家のほうきは、買ってから2年くらい。まだまだ毛先の減りは感じません。
シュロのほうきはもっと寿命が長く、20年くらいはもつそうです。
どんなほうきを選ぶ?
草のほうき
ほうき草やホウキモロコシなどの草で作ったほうきは、さっさっと掃く感覚がなじみやすいです。
弾力性があって、カドやのゴミも掃き集めやすい。畳の部屋にはもちろん、カーペット掃除にも使えます。
白木屋伝兵衛のホームページによると、ほうき初心者には江戸箒(草のほうき)がおすすめとのこと。
「軽く」・「コシがあ り」・「掃き出しがきき」・「草がおれにくく長持ち」致します。シュロに比べれ ば、「とっつきやすさ」がございます。特に「箒で掃除をするのに慣れていない方」 は江戸箒をオススメしております。
出典:白木屋伝兵衛ホームページ
棕櫚(シュロ)のほうき
シュロの木の皮から作られたほうきです。
こちらは、掃くというよりモップのようになでるようにして使うもの。草ほうきと比べるとホコリの舞い上がりは少なくなります。
シュロの皮には油分が含まれていて、フローリング等を掃除していくうちに、自然なツヤが出てくるのだそう。
水に強くて丈夫なので、20年はもつと言われています。草のほうきより長く使えそうです。
シュロのほうきの難点は、使い始めに粉が出ること。最初は、3~4ヶ月、長くて半年くらいは粉が出るそうです。
粉が出ると、畳の目に詰まってしまうので、粉が出なくなるまではフローリングなどのみで使うのが良いそうです。
我が家が草のほうきを選んだ理由
シュロのほうきはいいことだらけです。
・丈夫で長持ち
・フローリングはツヤが出る
・ホコリの舞い上がりも少ない
でも、我が家は草のほうきを買うことに決めました。
理由は、
シュロのほうきは、最初に粉が出るので掃除が億劫になりそうだから。
半年間も、掃除のたびに粉が出続けるなんて、耐えられそうにありません。
他にも、
・草ほうきなら、カーペットの掃除にも使える
・編んである見た目が好き
・白木屋伝兵衛の店舗で直接買ってみたい
と思ったのも理由です。
白木屋伝兵衛の店舗でほうきを買った
というわけで、東京の京橋にある白木屋伝兵衛さんの店舗でほうきを買いました。
実は、こちらの店舗、合計3回も行ってしまいました。1度目は、店舗を見つけられず、2度目は「職人の工房」感に圧倒され入れず、3度目ようやくの決意で入店し、ほうきを購入。
店内では、お店の方の説明を聞いて選べるだけでなく、お座敷で試し掃きもさせてもらえます。
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私は、ネットで事前に調べて「重宝箒」を買おうと決めていたんです。
でも、実際に色々見て試させていただいた結果、「不精長柄箒」を買いました。
決め手は、
- 不精長柄箒の方が軽くて扱いやすい
- 不精長柄箒の編み目がカッコイイ
- 不精長柄箒は幅がコンパクトなので、隙間掃除にもよさそう
と思ったことです。
重宝箒は、幅が広く草もたっぷり目なので、広いところをざざざーっと掃除するのに向いていると思います。
不精長柄箒は、コンパクトなので、どちらかというと部分掃除向き。その分、テーブルの下や家具の隙間などに小回りがききます。
私は編み目がある方が見た目が好みだったので、不精ほうきを選びました。壁にかけておいておきたいと思ったので、見た目も重視していたんです。
ちなみに、重宝箒のほうは、草は編まれていなくて束ねてあるだけです。
買いたいほうきの種類が決まったら、お店にある在庫から好きな一本を選ばせてくれました。手作りなので、一つ一つ微妙に違うそうです。
掃除用具という実用品ですが、自分で手にもって選んだものは思い入れが変わりますね。
白木屋伝兵衛のほうきは、ネット通販と店舗以外にも、デパートの催事でも買えるみたいです。
また、おすすめのほうきは用途や生活によっても違うので、メールや電話での相談も受け付けているそうですよ。
店舗で教えてもらったほうきの情報
ほうきの草は、普通に掃く分にはしなりがあって強いそうですが、縦方向の力には弱く折れやすいそうです。
家具の隙間などにグイグイ押し込むと、草が折れてしまい、毛先がどんどん少なくなって掃除もしにくくなるとのこと。
隙間に入れるときは、ほうきを斜めしてにスッと入れると痛みにくくなるそうです。
同じ理由で、床に置いておくと毛先が傷んでしまうそう。必ずつるして保管するのが長持ちさせるポイントだそうです。
それから、よく安い値段で売られているほうきで、草の部分が青っぽい緑っぽいものってありますよね。
あの色は、染色されているもので、染色した分繊維が弱くなり、硬くなってしならなくなるので、結果的に折れやすく、長持ちしにくいとのことです。
あわせてはりみを購入
ほうきだけでは掃除ができないので、あわせて「はりみ」も買いました。
「はりみ」とは、厚紙に柿渋を塗って作られたちりとり。枠は竹で補強されています。
見た目は、紙製にはとても見えず、薄い木の板のような感じです。
プラスチックのちりとりだと、静電気でホコリや髪の毛がくっついてなかなかきれいに取れないのですが、はりみはするっとゴミを捨てられて、気持ちもいいし衛生的です。
きれいにゴミがとれるので、リビングの壁にかけていても気になりません。我が家では、はりみの「大」を使っています。
はりみの使い方
はりみは、丸く沿っていますが、下にぐぐっと押し付けると床に密着してお掃除が簡単になりますよ。
これも白木屋伝兵衛の店舗で教えてもらいました。
最初は、「割れたりしないの~!」とドキドキしていましたが、2年以上ぐいぐい使っていてもなんともありません。
まとめ
子どものいる家庭では、ほうき一本あるとかなり便利です。
- 軽いから手軽に掃除できる
- 音が出ないから夜でも使える
- 思っているよりゴミやホコリが良くとれる
- 実はカーペットにも使える(草のほうきのみ)
- 一度買えば長く使える
草のほうきかシュロのほうきか、お好みで選べばOKです。シュロのほうきは、しばらく粉が出るのでその点はご注意を。
ほうきを買ったら、あわせて「はりみ」も買いましょう。
これで、ちょっとした時間にささっと掃除ができ、気になったゴミもすぐにすっきりさっぱり。
100%の掃除をしなくても、気になるゴミがなくなるだけで気持ちもさっぱり。ぜひお試しください。
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