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公文式(くもん)とそろばんどっちがいい?やってみた感想と我が家のおすすめ

公文式(くもん)とそろばんどっちがいい?やってみた感想と我が家のおすすめ

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うさこ
うさこ

子どもに算数得意になってほしい!

ふくこ
ふくこ

計算が得意だとカッコイイし受験にも役立ちそう!


これからの勉強や受験を考えると、子どもには算数得意になってほしいですよね。

算数を得意にしたい!と思ったときによく選ばれる習い事が、公文とそろばん。

うさこ
うさこ

公文とそろばんって違いがあるの?

ふくこ
ふくこ

公文とそろばんどっちに通った方が効果がある?

きのこ
きのこ

我が家も迷ったけど、娘はそろばんを習っているよ!おすすめは、通う目的と年齢によって変わる気がする!


この記事では、

  • 子どもの算数力をアップさせたい!
  • 公文とそろばん教室どっちがおすすめか知りたい!

という方に向けて、それぞれの特徴と私のおすすめをまとめてご紹介します。

個人的なおすすめはこれ!

うさこ
うさこ

公文かそろばんに通わせたいけど、どっちがいいかな?

と、もし聞かれたら、私だったらこんな感じでおすすめします。

きのこ
きのこ

どっちも合う合わないがあるから、両方体験して子どもに選ばせるのが一番


無責任に感じられるかもしれませんが、公文もそろばんも、わりと個性が強いので
「楽しい、どんどんできちゃう!」という子と
「全然楽しくない、通いたくない!」という子
が一定数います。


どんなに効果が高くても続けられなくては意味がないので、まずは子どもが興味を持って続けられそうか、で決めてもいいんじゃないかと思います。

きのこ
きのこ

公文・そろばんそれぞれの特徴はのちほど詳しくご紹介します!



もし、両方体験してみてお子さんが「どちらでもいい」というようであれば、

私のおすすめは、習い始めるときの年齢が

小2くらいまでのお子さん→そろばん

小3以上で習い始めるなら→公文

がスムーズかなと感じます。


公文・そろばんに通ってどうなりたい?

きのこ
きのこ

公文・そろばんを始めようと思ったきっかけは?


「公文かそろばんどちらがいいか」と考えたとき、お子さんにどうなってもらいたいかも重要です。

  • 基本的な計算力をしっかりつけてほしい
  • 暗算ができるようになってほしい
  • 学校の算数の苦手意識をなくしたい
  • 脳の色々な能力を鍛えたい

などなど、目指したいところがありますよね。

そろばんも公文も個性が強いので、お子さんのどんな部分を強くしていきたいか考えておくと決めやすくなります。

何となく役立ちそうだから

何となく効果がありそうだから

とりあえず何かした方が安心だから

というだけだと決めるのが難しいので、ちょっと考えながら読み進めてみてくださいね!

そろばん教室の特徴

そろばん



そろばん教室の特徴
  • 「そろばんという道具」の使い方を習得する
  • 「速く正確に玉をはじく」練習がメイン
  • 「珠算式暗算」もできるようになる
  • 数の感覚が身につきやすい
  • 脳のトレーニングになる
  • 年齢が大きくても簡単な問題からスタート
  • 学校の算数と違う計算の仕方
  • 暗算を使いこなすにはそれなりに時間がかかる
  • 近くに教室がないことも


我が家の娘も通ってみてわかった、そろばん教室の特徴について詳しくご紹介していきます。

「そろばんという道具」の使い方を習得する

そろばん教室は「そろばんという道具」の使い方を学ぶところ。

1+4の時はこんなふうに玉を動かす

10ー3の時はこんなふうに玉を動かす

など、そろばんのルールを覚え、その通りに玉を動かせるよう練習する教室です。

きのこ
きのこ

特にはじめのうちは、計算するというより「そろばんの扱いに慣れる」練習という感じです



「速く正確に玉をはじく」練習がメイン

そろばん

たし算、引き算、かけ算、割り算、それぞれに「そろばん流」のやり方があります。

そろばん教室では、そろばんのルールをしっかり覚え、「数字を見たら反射的に指が動く」ように練習していきます。

きのこ
きのこ

そろばんは「運動みたいなもの」と言う人もいますよね!



「珠算式暗算」もできるようになる

ある程度そろばんができるようになったら、多くの教室では暗算の練習も行います。

珠算式の暗算では、頭の中のそろばんをはじくイメージで計算します。

きのこ
きのこ

最初から暗算を練習するわけじゃないんです!


練習を重ねれば、桁数の多いたし算・ひき算や、かけ算・わり算も暗算でできるようになります。


数の感覚が身につきやすい

そろばんでは、玉という実物を動かしながら計算するので、数の感覚を身につけやすいです。

1のくらいの玉が3つ上がっていれば「3」ということが目で見てわかるからですね!

たとえば123という数なら

100が1つ

10が2つ

1が3つ

というように、数のまとまりを自然に理解していくことができます。

脳のトレーニングになる

そろばんは、問題の数字を見る、玉を数える、玉を動かす、文字を書くなどの作業を順番に進めていく必要があり、脳を広範囲に使うことができるそうです。

トモエそろばんの大人のそろばん塾』によると、そろばんを使って計算すると、「左脳も右脳も活動する」ということがわかっているのだとか。

また、作業や学習で重要な役割がある「ワーキングメモリ」の機能向上も図れると言われています。

きのこ
きのこ

計算を速くするだけでなく、脳が鍛えられるのは魅力的!


年齢が大きくても簡単な問題からスタート

そろばん教室の場合、高学年でそろばんを始めたとしても、

1+1

3+4

12+8

などのような簡単な問題からスタートします。

「算数が得意になってほしい!」と思って高学年でそろばん教室に入ると、はじめは暗算でできるような問題ばかり。

「思っていたのと違う」と感じるかもしれません。

きのこ
きのこ

そろばんを始めるなら小2くらいまでがスムーズかと思います!もちろん、そろばんに強い興味がある子なら何才でも大丈夫です


学校の算数と違う計算の仕方

そろばん教室の指導は、学校で習う算数とは違うこともあります。

そろばん教室学校の算数
順序を入れ替えて計算する×
分割して計算する×

例)16+5+64

→学校では順序を入れ替えると楽に計算できるから工夫しよう!と教わる
→そろばんは出てきた順に計算しないとダメ!


例)825+135+103

→学校では100の位だけ先に足すと便利!と教わる
→そろばんは出てきた順に計算しないとダメ!



また、2ケタ以上のたし算・かけ算の場合は、そろばんとひっ算で計算の順序も変わってきます。

高学年になってからそろばんを始めると「学校で習ったのと違う‼なんで大変なやり方をしなきゃいけないの?」となるかもしれません。

きのこ
きのこ

くりかえしですが、もちろん、そろばんに強い興味がある子ならいつ始めても大丈夫です!


たし算のひっ算が出てくるのは2年生なので、その前にある程度そろばんができるようになっていると、スムーズに学習が進むと思います。

きのこ
きのこ

娘は小1の夏からそろばんを始めましたが、特に混乱ありません


暗算を使いこなすにはそれなりに時間がかかる

そろばん

子どもがそろばんを習う時に一番期待するのは「暗算ができるようになる」部分。

ですが、日常生活でぱぱっと暗算が活用できるようになるには、それなりに時間がかかります。

きのこ
きのこ

娘の場合、始めてから1年半くらいで、パン屋さんやスーパーのお会計が暗算できるようになりました


どんな習い事も同じですが、ある程度のレベルに達するには時間をかけて繰り返し練習するしかありません。

短い期間でやめてしまうと、メリットは感じにくいと思います。

近くに教室がないことも

「読み書きそろばん」という言葉もあるくらいですが、意外と近所に教室がない場合も多いと思います。

くもんの教室と比べると通いにくいことが多いのではないでしょうか。

最近は、オンラインで学べるそろばん教室も増えてきていますので、オンライン教室を利用してみるのもおすすめ。

きのこ
きのこ

我が家の娘もオンライン教室で習っています

オンライン教室の詳細はこちらの記事↓

【子どものオンラインそろばん】1年やってみて感じたメリット&デメリット【子どものオンラインそろばん】1年やってみて感じたメリット&デメリット


そろばん教室がおすすめの方

そろばん教室の特徴をいろいろご紹介しましたが、私が思う、そろばんに向いている方はこんな方!

  • そろばんという道具に興味がある
  • 数の感覚を身につけたい
  • 脳のいろいろな部分を鍛えたい
  • 珠算式暗算ができるようになりたい


まずは、そろばんをパチパチはじく様子が「楽しそう!」と思えることが大前提。

そして、多少時間がかかっても「珠算式暗算」を身につけたいという方におすすめ。

きのこ
きのこ

娘は「頭のそろばんが勝手に動いて計算してくれる」というから、計算できない私はうらやましい!


逆に、

  • 今、3年生以上で学校の算数につまづいている
  • 短期間で学校の算数を得意科目にしたい

という場合は、そろばん教室に通ってもすぐには効果が感じられず、期待はずれに思うかもしれません。

きのこ
きのこ

そろばん教室の内容は学校の算数に直結しないからね…


公文式算数の特徴

くもんとそろばん


公文式算数の特徴
  • 計算に特化したプリント学習
  • 学校の算数に活かしやすい
  • 自分のレベルに合わせて後戻り・先取り
  • 「自学自習」の教育方針
  • 毎日の宿題あり
  • 入会金がない
  • 教室数が多い


全国に教室があり、知名度も高い公文式。

娘も通ってみてわかった公文式の特徴をご紹介します。

きのこ
きのこ

娘も、公文式は国語だけ通っていました


計算に特化したプリント学習

くもんとそろばん

公文式算数の最大の特徴は、計算問題に特化したプリント学習です。

いわゆる「計算ドリル」に近い感じのプリントを毎日解いていくことで、計算力アップを目指す教室です。

プリントのサンプルは公式サイトに掲載されています↓




学校の算数に活かしやすい

小学校で学ぶ、たし算・ひき算・かけ算・わり算の計算問題を、とにかくたくさん解いていきます。

そろばんと違って、学校の算数と同じようにひっ算で計算していきますので、そろばんと比べると学校の算数に直結しやすいです。

きのこ
きのこ

とにかく計算問題がずらり!


自分のレベルに合わせて後戻り・先取り

入会時にレベルチェックテストがあり、現在何年生かに限らず、自分に合ったレベルからスタートします。

高学年でも、九九があやふやだったらそのレベルから始めることもあり、苦手をしっかりトレーニングできます。

逆に、スイスイ進むお子さんは学年を超えたレベルの先取りも可能。

きのこ
きのこ

内容がしっかり身についていなければ、同じレベルのプリントを繰り返し練習し、計算力をしっかり固めていきます


「自学自習」の教育方針

公文式は「自学自習」を基本としていて、「先生が教える」ということはほぼありません

基本的に、プリントの例題を参考にして、自分で考えて問題を解いていきます。

間違いが多いようであれば、同じプリントをもう一度繰り返して練習し、確実にできるようにしていきます。

きのこ
きのこ

自分のペースでプリントを進めていけるのが楽しい!と感じる子と、とにかくプリントを解くというのが退屈…と感じる子がいますので、お子さんのタイプをチェック!


毎日の宿題あり

くもんとそろばん

公文教室の場合、教室に通うのは週2回ですが、その他の日に家でやる宿題があります

1日分は5~10枚、集中すれば15~30分程度で終わる量、日曜日分はなしです。

きのこ
きのこ

簡単そうに見えて、毎日続けるというのが、なかなか難しいんですよね~



毎日たくさんの練習を繰り返して計算力をアップさせるのが公文式の算数。

とはいえ、勉強嫌いになってしまっては意味がないので、宿題の量は先生に相談して変更していくことも可能です。

特に年齢が小さいお子さんの場合は、そもそも忘れずに毎日勉強するというのが難しいので、親のサポートも必須です。

親のアプローチが良い感じにいかないと、

「なんでまだ宿題やってないの!」
「今やろうと思ったけどやる気なくなった!」

とバトルになる家庭も多数……。

入会金がない

公文式の教室は入会金がかかりません。

多くの習い事は1万円くらい入会金を取られることも多いので、おためしで始めやすいのはうれしいですね!

その代わり、公文は無料体験できる期間が限られており、例年だと

  • 2月
  • 5月
  • 11月

の年3回だけ実施されています。

きのこ
きのこ

娘は冬休みに見学→1月から入会だったので、無料体験できずでした…


教室数が多い

公文は各地に教室があり、しかも小学校の近くにあることが多いです。

小学生になれば、学校から直接公文に行って、勉強して帰る…ということができるのは親子ともに便利。

小学校の近くなら送迎がいらないことも多く、共働き家庭や兄妹のいるご家庭でも通わせやすいですね。

公文式算数がおすすめの方

私が思う、公文式算数がおすすめの方はこんな方!

  • 計算の苦手意識をなくしたい
  • ひっ算式の計算を速く正確にできるようにしたい
  • 毎日、家で勉強する習慣をつけたい
  • 親が宿題をサポートできる(特に低学年くらいまでは重要!)


公文式は、算数の土台となる計算を、とにかくしっかりできるようにしたい方におすすめです。

宿題があるので、毎日机に向かう習慣をつけたいという方にも向いていると思います。

きのこ
きのこ

先生に見せる必要があるから、家で親子だけで勉強するよりやる気アップ!


とはいえ、特に子供が小さい場合は親からの声かけが必要なので、「勉強はつまらない!めんどくさい!」と思わせないような工夫やテクニックがかなり重要になります。

そろばん・公文は学校の算数に役立たない?

うさこ
うさこ

そろばんも公文も算数の成績アップに役立たないってほんと?

きのこ
きのこ

ある意味では、本当です!


公文のホームページによると、「学校の授業における計算問題の割合は、小学校では全体の約6割程度」だそうです。



算数の授業には、計算力だけではカバーできない内容がたくさんあるんです。

たとえば、図形や文章題、単位の換算など…。

算数の授業を楽しく受けさせてあげたい!というのが目標なら、通信教育や個別指導塾を検討してみてもいいかもしれません。

きのこ
きのこ

我が家は、そろばんと並行してチャレンジタッチも受講中です。


チャレンジタッチは子どもの特性を熟知したつくりになっていて、

  • 面倒な計算問題や九九の暗記、単位換算練習などがゲーム形式で楽しく学べる
  • 楽しいキャラが解説したり励ましたりしてくれる
  • 勉強するごとにプチごほうびあり

と、楽しく学ぶための工夫が凝らされています。

2年生のつまづきポイントと言われる九九も、こんなゲームで遊びながら覚えられるんです。

チャレンジタッチ
きのこ
きのこ

合わなければやめればいいかと思っていましたが、想像以上によくて、2年目も継続中です


楽しく勉強して算数の苦手意識をなくしたい!という方には特におすすめできる教材です。

チャレンジタッチの詳しい感想はこちら↓

チャレンジタッチ2年生やってみた!我が家の感想(口コミ評判と比較)チャレンジタッチ2年生やってみた!我が家の感想(口コミ評判と比較)


公文とそろばん、どっちがおすすめ? まとめ


公文とそろばん、どちらがおすすめかと言うと、私のおすすめは……

とにかく興味を持って続けられる方

です!

やはり、どんなに親が「こうなってほしい」と思っても、子どもが興味を持たなければ逆効果。

続けなければ効果を感じにくいと思います。


子どもがどちらでもいいという場合は、

始める年齢が小2くらいまで→そろばん

小3以上→公文

のほうが、スムーズに学習が進むことが多い気がします。

もしくは、こんな選び方も。

  • 脳を鍛えたい
  • 珠算式の暗算ができるようになりたい

→そろばん

  • 学校で習う計算を速く正確にしたい
  • 家で勉強する習慣をつけたい

→公文


計算力をつけるだけでなく、学校の算数を得意科目にしたい!と言う場合は、塾や通信教育も向いていると思います。

お子さんのタイプや習う目的を考えながら、習い事選びの参考になればうれしいです!

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