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日本初の「ピート アウドルフ ガーデン」よみうりランドHANA・BIYORI(ハナビヨリ)へ行ってみた

日本初の「ピート アウドルフ ガーデン」よみうりランドHANA・BIYORI(ハナビヨリ)へ行ってみた

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遊園地「よみうりランド」のおとなりにあるHANA・BIYORI。

「新感覚フラワーパーク」という気になるキャッチコピーのその園内に、新しいエリアがオープンしたと聞き、さっそく行ってみました。

「ピィトアウドルフガーデン東京」と名付けられた新エリアは、ガーデンデザイナーのピート・アウドルフさんが日本で初めててがけた、記念すべき庭。


↓ピート・アウドルフさんと言えば、こんなふんわりしたナチュラルなガーデンで知られるお方ですね




HANA・BIYORIには他にも、華やかな花壇や緑に囲まれたカフェ、日本庭園に仏塔…とバラエティ豊かな見どころがたくさん。

きのこ
きのこ

いろいろありすぎてびっくり!不思議な世界を楽しんできました。



この記事では、HANA・BIYORIに行ってきた感想を写真とともに紹介したいと思います。

きのこ
きのこ

訪れたのは2022年3月下旬の休日です。


追記

2022年9月末に再度訪問。秋の写真を追加しました!


HANA・BIYORI以外の全国のガーデンはこちら↓

庭好きなら一度は行きたい!日本国内の素敵なガーデン庭好きなら一度は行きたい!日本国内の素敵なガーデン


HANA・BIYORI(ハナビヨリ)の行き方

hanabiyori


HANA・BIYORIはよみうりランドに隣接した敷地にあり、連絡通路を通ってよみうりランド内から直接入園することもできます。


丘の上に位置しているので、眺めは抜群です。

基本情報

所在地:東京都稲城市矢野口4015−1

電話:044-966-8717

ホームページ:https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/

電車の場合

「京王よみうりランド」駅より徒歩約10分

「京王よみうりランド」駅からは無料のシャトルバスも出ています。

小田急線「よみうりランド」駅よりバス「よみうりランド」バス停より徒歩8分でも行けます。

きのこ
きのこ

HANA・BIYORIに電車で行く場合は、「京王よみうりランド」駅の方が近いし、シャトルバスもあるので便利です



車の場合

HANA・BIYORI専用駐車場あり

きのこ
きのこ

遊園地の駐車場とは別に、HANA・BIYORI入口前に駐車場があります



HANA・BIYORI利用者は2時間無料、以降30分300円、当日最大1,500円です。(2022年4月現在)

割引価格で入園する方法

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よみうりランドの会員制度「よみランCLUB」に入会すると、チケットが200円引きになります。

入口にも案内が出ていますが、その場で登録するのはなかなか面倒…。


事前に登録しておくとスムーズです。

きのこ
きのこ

よみランCLUBは無料で登録できました!



HANA・BIYORI園内の様子と見どころ

hanabiyori


お昼過ぎにHANA・BIYORIに到着。

出発前に慌ててよみランCLUBに登録したのですが、無事割引料金で入場できました!


こちらがHANA・BIYORIの地図。

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園内は、ささっと回るなら30分、のんびり写真を撮ったりカフェで休んだりしても2時間くらいで回りきれる広さです。

お花のドレス

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入園してすこし歩いたところにお花のドレスを発見!

立体的にお花が植えてあり、まるで本当のドレスのよう。

かわいらしいお花の演出にノリノリの娘です。

花手水

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お向かいには、美しい花手水。

鮮やかなグラデーションは写真に撮りたくなりますね!

ここ以外にも、あちこちに小さな花手水が飾られていました。

「空見の丘」エリア

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こちらは「空見の丘」と呼ばれるエリア。

赤い欄干に大きな岩、池と和の雰囲気満載です。

橋の隣には遠くを見渡せる展望スポット。

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椅子も置いてあり、人も多くなくのんびりくつろげるスポットです。

追記

2022年9月に再訪した際は、「空見の丘」は工事中となっていました。

どんなふうに変わるのか楽しみです!



「彩の小路」エリア

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園内中心部にあるのが、「彩の小路」エリア。


奥の建物は温室になっていて、スターバックスも入っています。

きのこ
きのこ

温室の中はのちほど詳しくご紹介!



温室横にはたくさんのネモフィラ!

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きのこ
きのこ

行ったのは3月下旬でしたが、たくさん咲いていました!


小路のあちこちには、写真撮影にぴったりな素敵なコーナーも。

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あちこちにフォトスポットがあるので、写真好きの人にはとても楽しいと思います。

花壇の横にはキッチンカー。

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この日はステーキのキッチンカーが来ていました。


看板によると、から揚げやカレーのキッチンカーもあるようです。

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きのこ
きのこ

HANA・BIYORI園内にはレストランがないので、食事ができるのはキッチンカーくらい



近くには、こんな落ち着いた小道もあります。

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道沿いにずら~っと並べられているのはネモフィラ。

満開になったらまた違った景色が見られそうです。

小道の横にはかわいらしいクロッカスがたくさん咲いていました。

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きのこ
きのこ

ちなみに、2022年9月の景色はこんな感じでした!

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フラワーシャンデリア

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花壇のまわりを探索し終わったら、温室の中へ。

ここは天井からたくさんのお花が吊り下げられて華やかな雰囲気!

きのこ
きのこ

フラワーシャンデリアと呼ばれているそうです



フラワーシャンデリアのまわりの壁は、これまた豪華に飾られています。

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いろいろなテーマのフォトスポットが立ち並んで、まるでスタジオのようです。

シンボルツリー「パラボラッチョ」

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温室内にドドーンと立っているのはHANA・BIYORIのシンボルツリーと言われるパラボラッチョ。

日本語では「トックリキワタ」というそうです。

きのこ
きのこ

このとっくりのように太い幹、すごいですね!


推定樹齢はなんと400年だそうです。


こちらはパラボラッチョの後ろにあったディクソニア・アンタルクティカという木生シダ。

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きのこ
きのこ

恐竜時代みたいなワイルドな植物!


推定樹齢は数十年とのこと。

こんな植物がみられるとは思わなかったのでびっくり!

花とデジタルのアートショー

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フラワーシャンデリア&パラボラッチョのエリアでは、プロジェクションマッピングのショーも開催されています。

きのこ
きのこ

お花&派手な演出ってどうなんだろう…?

なんて思っていましたが、幻想的でとてもステキでした!

真っ暗になるわけではないので、小さいお子さんも楽しそうでした。

ワークショップも開催

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温室内では、テラリウムやお花を使った作品作りのワークショップも開催されていました。

必要な道具や材料がすべてそろっているので、初心者でもチャレンジしやすいですね!

売店もあります

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ワークショップコーナーのまわりは売店になっています。

多肉植物や鉢、土、本などいろいろあって、ここから植物の栽培に目覚める方もいるかもしれません!

娘はホウネンエビの飼育セットが気になるようでしたがいろいろ考えて購入は断念…。



大人も楽しいガチャガチャコーナーもあります。

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コケテラリウム、アクアリウムにアガベやパキポディウムの種など、気になるガチャガチャがいっぱい!

結構人気があって、皆さん楽しんで回していました。


売店に展示された大きなテラリウムもかっこいい!

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きのこ
きのこ

お花だらけの園内かと思っていたので、ちょっと意外でした!



花と緑のスターバックス

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HANA・BIYORIのメインスポットともいえるのが、このスターバックス。

天井につるされた植物だけでなく、各テーブルにもグリーンがあったり、水槽があったりと、不思議な世界でカフェを楽しむことができます。

きのこ
きのこ

レジ前にはコーヒーの木も植えられていました


食べ物類はあまり多くなく、「ドリンクを片手に空間を楽しむ」という感じです。

日本初!ピート アウドルフ ガーデン

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スターバックスのある温室横に広がるのは、2022年に新しくオープンした「ピート アウドルフガーデン東京」のエリアです。

世界的に活躍するガーデンデザイナー、ピート アウドルフさんが日本で初めてデザインしたお庭として注目を集めています。

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きのこ
きのこ

まだできたばかりなのでどの苗も小さいですが、数年かけて成長していく姿が楽しめる貴重なガーデンです



まだスペースがあるからか、チューリップなども植えられていました。

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こちらはクリスマスローズがいっぱい!

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奥の方に植えられていた「バイモユリ」というお花がとてもステキでした。

きのこ
きのこ

9月末に再度訪れてみると、植物たちはこんなに大きくなっていました!

hanabiyori


植物たちもすっかり大きくなって、ふわふわーっとしたピートアウドルフさんの雰囲気がずいぶん出ています。

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左側のお花はヘレニウム?右側は、まだ色が薄いけれどミューレンベルギアかな?



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とにかく目をひくヘレニウム(と思われるお花)。

霧のようにふわーっと広がるグラスも素敵です。

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きのこ
きのこ

これから、季節の移り変わりや植物の成長とともにどんな姿を見せてくれるのか、これからの変化もとっても楽しみです!

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ピート・アウドルフ(Piet Oudolf)とは

ピート・アウドルフ(Piet Oudolf)さんは、世界で最も影響力のあるガーデンデザイナーの一人と言われています。

「ナチュラリスティック プランティング」や「自然主義的植栽」などと呼ばれる彼のガーデンは、多年草をメインに使い、野原のように自然な雰囲気が魅力。

花がメインというよりは、植物の葉や穂の形、蕾の形、咲き終わった後の種ができた形、冬枯れの様子といった植物のライフサイクルにも焦点を当ててデザインされているそうです。


↓ピート・アウドルフさんの庭に関する本も多く出版されています


↓2019年にはピートアウドルフさんのドキュメンタリー映画も公開されました


かわうそスペース

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ピートアウドルフガーデンの奥には、わりと唐突ですが、かわうそのスペースがあります。

赤ちゃんカワウソも生まれたそうで、かわいらしい動きを見せてくれました。

お隣にはモルモットのふれあいコーナー。

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我が家が行ったときにはオープンしていませんでしたが、今後はモルモットを抱っこしたり、ウサギにえさやりしたりできるそうです。

「聖なる森」エリア

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こちらの落ち着きを感じる場所は、聖なる森と呼ばれるエリア。

この時は夜のライトアップ時期だったので、ステキな竹のライトがたくさん並べられていました。

きのこ
きのこ

ライトアップは秋の紅葉から春の桜の時期まで開催!


奥にある聖門は京都御所にゆかりのある、特殊な形状の門だそうです。

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進んでいくと、仏塔があったり、重要文化財の菩薩像があったり、華やかなフラワーパークエリアとはまた違った趣があります。

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こちらの白いパゴダには、仏舎利(お釈迦様の骨)と聖髪(お釈迦様の髪)が安置されています。

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仏舎利と聖髪の二つが安置されているのは、世界的に見ても貴重なことなのだとか。

きのこ
きのこ

HANA・BIYORIにこんなエリアがあったとはびっくり!



静かで落ち着く聖なる森を散歩しながら、よみうりランドのジェットコースターやゴンドラを眺める…なんとも不思議な世界でした。

HANA・BIYORIに行ってみた!まとめ

今回は、できたばかりのピート・アウドルフ ガーデンを目当てに行ってきましたが、華やかな花壇があったり、かわうそがいたり、花手水があったり、デジタルアートショーがあったり、仏舎利があったり…といろいろな見どころがあり、思った以上に楽しめる場所でした。

これから気になるのは、やはりピート・アウドルフ ガーデンがこれからどんな姿に成長していくのかということ!

また季節が変わったら訪れてみたいと思います。

きのこ
きのこ

年間パス買った方がいいかな…?



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