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きのこ
素敵なお庭は年中きれいに整えられていますが、やっぱり春は格別!
バラが一斉に咲くこの時期は、庭好きとしてはやはり見逃せません。
今年は、前から気になっていた横浜の「港の見える丘公園」へバラを見に行ってきました。
できるだけ人の少ない時期に、と考えていたところ、バラも終わりかけの時期になってしまいましたが、それでも見ごたえたっぷり!
きのこ
平日&小雨という微妙な日だったこともあってか、人も少なくのんびりと散策することができました。
この記事では、港の見える丘公園の春バラ時期の様子を写真とともにご紹介していきます。
きのこ
港の見える丘公園のバラ園の行き方

すっかりバラの名所として定着した、横浜にある「港の見える丘公園」。
もともとバラ園はありましたが、2016年にリニューアルされ、現在の姿に生まれ変わりました。
- イングリッシュローズの庭
- 香りの庭
- バラとカスケードの庭
の3つのエリアがあり、それぞれ雰囲気の違った景色を楽しむことができます。
基本情報
所在地:神奈川県横浜市中区山手町114
電話:045-671-3648(横浜市都心部公園担当)
ホームページ:https://www.welcome.city.yokohama.jp/spot/details.php?bbid=182
電車の場合
みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩約5分
JR京浜東北・根岸線「石川町駅」より徒歩20分
きのこ
↑アメリカ山公園については、この記事の後半でご紹介しています。
車の場合
公園入口からすぐのところに有料駐車場が17台分あります。
また、その近くにはタイムズの駐車場(27台)もあります。
駐車場の台数が少ないので、電車の方が便利かもしれませんね。
港の見える丘公園の春バラ

港の見える丘公園に到着すると、入り口では「横浜ローズウィーク」の大きな看板がドドーンと迎えてくれました。
港の見える丘公園入口に到着すると、出迎えてくれたのは
実は横浜市は、花と緑にあふれる都市「ガーデンシティ横浜」として、数々のイベントが行われているんです。
「バラウィーク2021」は
- 山下公園
- 港の見える丘公園
- 山手イタリア山庭園
- アメリカ山公園
- 横浜イングリッシュガーデン
- 横浜市役所
などが会場となっています。
横浜イングリッシュガーデンの春バラの様子はこちらの記事もどうぞ!↓

港の見える丘公園では、3つのガーデンエリアが会場です。
- イングリッシュローズの庭
- 香りの庭
- バラとカスケードの庭
それでは、それぞれのエリアを紹介していきましょう!
イングリッシュローズの庭

まずは、入口からすぐのところにある「イングリッシュローズの庭」から。
きのこ
この公園自体は訪れたことがありますが、庭がリニューアルされてからは初めての訪問です。
入ってみると、さっそく丸いカップ咲がかわいらしいバラを発見!

「イングリッシュローズの庭」で一番の見どころは、パンフレットなどにもよく写真が載っている、この黄色いバラのアーチでしょう!

アーチに絡まる黄色いバラとクレマチス、そして下草が、黄色と紫、ライムグリーンで美しくコーディネートされています。
きのこ
私が行ったときにはバラが終わりかけの時期でしたが、それでも十分楽しめました。
ちなみにこの黄色いバラは、イングリッシュローズの名花、グラハムトーマス。
きのこ
アーチの近くには、小輪のバラがまるで縁取りのように植えられています。

満開の小花に、「かわいいわね~」とたくさんの方が注目していました。

こちらは、黄色と紫にピンク色、シルバーリーフも加わって優しい雰囲気。
左右に同じ植物を植えてあるようですが、育ち具合が違うので味がでますね。
きのこ
こちらは、コニファーと赤い花を組み合わせた小道。

深い赤とグリーンの組み合わせが大人な雰囲気です。
きのこ
奥に進んでいくと、石畳のカーブした小道にお花があふれるコーナー。

お花にリーフ、低木と、植物の重なり合いが美しく、いつまでも散歩していたくなります。
お隣には、横浜市イギリス館があり、洋館を背景にしたお庭の景色も楽しめます。

ふわっふわのグラスはスティパエンジェルヘアーでしょうか。
下の小花はエリゲロンかな。ふわふわと広がる小花が、やさしくナチュラルな雰囲気を演出してくれます。
きのこ
バラとカスケードの庭

イギリス館の奥には噴水が。
このあたりから、2つ目のガーデンエリア「バラとカスケードの庭」へとつながっています。
きのこ
階段状の水路を水が流れ、小さな滝が連なっています。

滝の左右には、斜面を利用した花壇、奥には神殿の一部のようなガゼボ(というのでしょうか?)が。
斜面の花壇にはスロープが設けられていて、お花の中を散策することができます。

きのこ
さらに下がったところから見てみると、コルジリネなどのとがった植物がたくさん植えてあってエキゾチックな雰囲気。

とがった葉と細かくふわふわした葉のコントラストが素敵です。
きのこ
テラスに作られた建築物は、鉢植えのバラが絡まり絶好の撮影スポットに。

ポーズにこだわって撮影を繰り返している方も何組か見かけました。
きのこ
香りの庭

「バラとカスケードの庭」から斜面を少し進むと現れるのは、「香りの庭」
きのこ
「香りの庭」は沈床花壇という作りで、周りより一段低くなっているそうです。
周りを木に囲まれていて、香りがたまりやすいことから、リニューアル時に「香りの庭」としてオープンしたのだとか。
中心には、草花で彩られた美しい噴水があります。

きのこ
噴水の周りは、4つのエリアに分かれ、それぞれ香りのテーマごとにローズトンネルが作られています。

上から下までお花にかこまれて、まるで絵本の世界のよう。
4つのトンネルは、それぞれ香りのテーマに合わせてバラが植えられています。
- ダマスク
- フルーツ
- ティー
- ミルラ
案内板には、植えてある代表品種として、ダマスク香はフランシスデュブリュイ、
フルーツ香はブリーズ、
ティー香はクロードモネ、
ミルラ香はフランシスブレイズの品種の案内がありました。
バラは花の姿だけでなく香りも魅力的。
ゆっくり散策して香りも堪能したいですね!

私が行ったときは、この「香りの庭」が一番バラが多く咲いていてゴージャスでした。
上から下までコーディネートされた草花の組み合わせが本当に素晴らしい!

キャラメル色のヒューケラが花壇を明るくしてくれています。
トンネルの周りにはベンチもおかれているので、花壇を眺めながらゆったりと過ごすことができます。
きのこ
「香りの庭」の先には、公園の名前通り「港の見える」展望エリアも。

この日は天気がイマイチでしたが、奥にぼんやり見えているのが横浜ベイブリッジです。
この日は、ここから山下公園の「未来のバラ園」へ向かいました。
きのこ
アメリカ山公園

「港の見える丘公園」を訪れる際におすすめしたいのが、すぐ近くにある「アメリカ山公園」。
「アメリカ山公園」にも、素敵な花壇があるんです。
しかも、みなとみらい線の「元町・中華街駅」直結!

きのこ
中央には芝生の広場があり、まわりに花壇エリアがあります。

バラや宿根草がきれいに植えられた花壇エリアは、庭好きならぜひ訪れたいところ。

アカンサスモリスの迫力とレンガの壁がカッコイイ!
アメリカ山公園の花壇は、それぞれの植物にわかりやすくラベルがついているのもうれしいポイントです。

おすすめルート
電車で港の見える丘公園へ行く場合は
元町・中華街駅6番出口からエスカレーター・エレベーター利用
→アメリカ山公園
→港の見える丘公園
というルートで行くと、坂をほとんど登らずにすむので楽ちんです。
また、アメリカ山公園から港の見える丘公園に行く途中も、素敵な花壇や

(↑横浜地方気象台の花壇)
目を引くトピアリーなど、横浜らしい景色を楽しむことができます。

(↑岩崎博物館)
向かい側には外人墓地も見え、異国情緒に浸れること間違いなしのルートです。
港の見える丘公園の春バラ散策 まとめ
港の見える丘公園は、想像していた以上にすばらしいガーデンでした!
メディアで話題になるのもうなずけます。
イギリス風のナチュラルな庭に、イタリア式を思わせる水と斜面が美しい庭、そして圧巻のローズトンネルが4つもある香りの庭。
それぞれのエリアできっと秋にもすばらしい景色を見せてくれるに違いありません
また秋のしっとりとしたバラを見に行ってみたいと思います!


