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うさこ
ふくこ
我が家は、庭付きマンションへの引っ越しをきっかけにガーデニングを始めました。
引っ越した当時の庭は、雑草だらけで土もカチカチの状態…。
でしたが、試行錯誤しながら、なんとかお花が育つ花壇スペースを作ることに成功!
この記事では、粘土質のべたべた・カチカチの土を、植物が元気に育つ土に変えた体験談についてご紹介していきます。
我が家の庭の土
現在の我が家の庭の土です。
はじめはカチカチで掘るのも一苦労でしたが、いろいろと試行錯誤し、つぶつぶ、ふわふわの土になりました。
この改良した土に、エキナセアや
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シュウメイギクや、
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ローダンセマム、
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ムスカリなどの球根類、そのほかにも一年草、宿根草問わずいろいろと植物を植えています。
一見とても元気に育っている感じですが、下をどんどん掘っていくと…
こんな感じで、もともとの硬い土が出てきます。
きのこ
この庭も、最初はすべてがこんな硬~い土で、しかも雑草がいっぱい。
ネットや本で情報を集めながらの庭の土改良計画となりました。
我が家の粘土質の土改良プロジェクト(自己流)
というわけで、最初は粘土質の硬い土だった我が家の庭。(上の画像は我が家ではありませんが、こんな感じの荒れ具合でした…)
植物いっぱいの癒される空間に憧れて、花壇スペースを作ることにしました。
まずは雑草を刈る
まずは、生えている雑草の処理です。
それほど広いスペースではなかったので、専用の道具を買うのももったいないし…と、ハサミで株本を刈り取りました。(根っこはそのまま)
きのこ
あとから知ったのですが、三角ホーという道具があるととても便利だそうです。
きのこ
横向きにしてサッサッと動かすと草が削り取れ、とがった部分で硬い土を砕いたりもできるそうです。
柄が短いタイプと長いタイプがあります。
スコップで掘る
表面の雑草がなんとなく取れたところで、スコップの登場です。
まずは土と空気が触れる面を増やすため、耕すというよりは、硬い土に切れ込みを入れていきました。
ざっくりと土を起こしていくだけ、という感じです。
きのこ
我が家の場合は、少しずつ作業していたので、土をある部分起こしたら次の日まで放置、次の日はその隣のスペースを少しずつ、を繰り返していました。
きのこ
土を起こす専用の「土おこし器」というものもあるようです。
できるだけ楽に掘りたい方は、こんな用具を使ってみてもよいかもしれません。
腐葉土を混ぜる
スコップで土を起こして、ある程度乾かした後は、スコップや移植ゴテで大き目の塊を崩し、腐葉土をたっぷりと混ぜました。
きのこ
袋からガサッとばらまいてシャベルで混ぜていくだけ。
腐葉土を入れると、土がふわふわに柔らかくなり、通気性・保水性・保肥性を高めてくれるそうです。
きのこ
植物がよく育つよい土を作るには、土の中に住む微生物の力が重要だそうですが、腐葉土はそんな微生物のエサにもなるそうです。
土の中の善玉菌を増やしてくれるこんな商品もあります。
原料は水、牛糞、光合成細菌で化学物質は不使用。
しかも、液体タイプなので水で薄めてまくだけとお手軽。ニオイもないそうです。
きのこ
パーライトを混ぜる
土を軽く耕して腐葉土を混ぜただけで、もう植物が植えられそうな状態だったのですが、追加でパーライトをすこーし混ぜてみました。
パーライトは保水性や水はけをよくしたり、通気性をよくする効果があるそうです。
きのこ
もみ殻くん炭を混ぜる
ついでに、もみ殻くん炭も入れてみました。
もみ殻くん炭は、もみ殻をいぶして炭化させたもので、土を柔らかくしたり水もち・水はけ・通気性をよくする効果があるそうです。
また、土をアルカリ性に調整する効果もあるそうです。
きのこ
ここまでくれば、すっかりサラサラ・ふわふわの土の完成!
庭の土を改良したのは冬だったので、春夏の植物が出回るまでこのまま放置。
たまにスコップでかき混ぜて空気を送り込むようにしていました。
春夏からはいよいよお花や植物を植え始め。
最初は、成長の早い一年草を植えて、お庭の様子を観察することにしました。
その後、日当たりなどを見ながら随時多年草も追加。
きのこ
時間をかけてじっくり改良中の庭の土
そんなこんなである程度の花壇スペースを作った我が家の庭。
硬い土を掘るのはそれなりに大変なので、頑張って改良したのは
- 日当たりが比較的よく
- リビングからよく見える
部分のみ。
もう少し花壇スペースを広くしていきたい気持ちもあるのですが、残りは自然の力にまかせてのんびり開拓していく予定です。
そのためにしていることはこんな感じ。
刈り取った草や剪定枝などを積んでおく
庭の片隅のカチカチの土の上に、
- 刈り取った雑草
- 落ち葉
- 摘み取った花ガラ
- 剪定した枝
- シーズンが終わった一年草の株や根っこ
など、いわゆる植物残渣と呼ばれるようなものをポイポイ積んでいます。
雨ざらしでほったらかしです。
草をどかして下を見てみると…
小枝なんかもたくさんありますが、つぶつぶの土がたくさんできているのが見えますでしょうか。
少し掘ってみると、こんな感じで、もともとあったカチカチの土が、ふわふわの土に変わっています!
掘り進めていくと、ふわふわの土の層は途中までしかありませんが、草を置いておくだけで虫や微生物たちが勝手に良い土を作ってくれるのでお手軽です。
きのこ
草は、たまに上下を返したり、米ぬかをかけたり、かき混ぜたりすると分解が早まるそうです。
見た目がイマイチなので、目立たないすみのほうの場所に積んでおき、前に椅子を置いて隠しています。
生ごみたい肥をのせておく
我が家では、プランターを使った生ごみたい肥作りをしているのですが、そこでできた堆肥を土の上やうえで紹介した枯草の山の上にかぶせたりしています。
生ごみたい肥の中には微生物がたくさんいますので、枯草の分解もさらに早めてくれるはず。
生ごみたい肥はプランターで気軽に作れ、
- 野菜の切れ端や皮
- 食べ残し
- ダメにしてしまった野菜や果物
- お茶殻やコーヒーかす
といったものを原料にするので、環境にもやさしい!
きのこ
生ゴミたい肥の作り方&作ってみた様子はこちらの記事で紹介しています↓
出来上がった生ごみたい肥は、花壇スペースにまいたり、鉢植え用の培養土に混ぜたりもしています。
入れるものにもよりますが、生ごみたい肥は比較的肥料成分が多いそうなので、花壇などにまく場合はやりすぎに注意です!
きのこ
我が家でやった土壌改良 まとめ
我が家のカチカチ粘土質の庭土。
植物が植えられるようにするためにやったことは、以下の通りでした。
できるだけ早く使えるようにしたい場合は、ちょっぴり大変ですが、スコップで掘り返したり、腐葉土をすきこんだりするのが一般的なようです。
ゆーっくり時間をかけて改良するなら、刈り取った草や剪定枝などを積んでおくだけでも分解されていきます。
庭に何かを植えてみたいけれど、雑草だらけでどこから手を付けたらよいやら…とお困りの方、植物一株分でもよいと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
きのこ
【この記事で紹介した道具や用土】
▼三角ホー(雑草を刈り取ったり、硬い土を崩したりするのに)
▼先の丸いスコップ(硬い土を掘るのに)
▼腐葉土(土に混ぜるとふわふわの土に)
▼菌の黒汁(土中の善玉菌を増やすのに)
▼パーライト(土の水はけや通気性の改善に)
▼もみ殻くん炭(土の水はけや通気性の改善に)
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