この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
この春はお花の種まきにチャレンジしてみたいな~
春になるといろいろなお花が咲き始め、心もウキウキしてきます。
これからやってくる夏~秋に向けて、今年はどんなお花を植えようかと考えるのも楽しいですよね。
苗を買ってきて植えるのも良いですが、種から育ててみれば、開花したときの喜びもひとしお!
庭の植物への愛情も、ますますわいてくるに違いありません。
とはいっても、専門的な管理やこまかな世話が必要な植物は大変そう…
ということで、この記事では、初心者でも種から育てやすいといわれている春まきの草花を調べてみました。
春の種まきに挑戦してみたい方、気になる植物があれば、ぜひ一緒に種まきしましょう!
秋まきのおすすめ種はこちらの記事で紹介しています↓
種から育てるメリット
植物を種から育てると、成長の過程が見られて楽しいだけでなく、いろいろメリットもあります。
- コストが安くすむ
- 環境に適応した苗が育つ
- 時間差で何度も種まきできる
- エコにつながる
- 食用の花も育てられる(種と育て方によります)
コストが安くすむ
種1袋はだいたい100円台から、めずらしい種類でも500円くらいで買うことができます。
種はたくさん入っているものが多いので、1袋の種からたくさんの苗を育てることができるんです。
そんなにたくさん育てなくてもいいんだけど…
と思うかもしれませんが、あまってしまった種は冷蔵庫で保存しておけば、翌年まいても育つことが多いです。
時間差で何度も種まきできる
種まきできる期間が長い植物なら、時期をずらして何度か種まきすれば、開花も時間差で楽しむことができます。
次々お花が咲く状態を長く楽しめますね!
環境に適応した苗が育つ
個人的な感覚ですが、種から自分で育てた苗は、自宅の環境にしっかり適応できているのか、その後の成長が良いような気がします。
プロのようにしっかりと温度管理・水管理・肥料や薬剤の管理などしていない中ですから、強いものだけが生き残っていけるのかもしれません。
特に私のてきとう種まきで成長したものだから、そうなっているだけかもしれませんけどね…
エコにつながる
自宅で種から育てれば、苗が入っているビニールポットや、苗の輸送に使われる燃料、輸送時のCO2排出などを減らすことができます。
種の運搬にも燃料はもちろん必要ですが、大きさや重さを考えるとある程度はエコに貢献していると言えそうです。
自宅で育てる場合は、ポットを再利用したり、環境にやさしい素材を選ぶこともできます。
「エコかどうか」はいろいろな見方がありますが、自分で環境に配慮したやり方ができるのはメリットですね
食用の花も育てられる
「エディブルフラワー用」や「有機栽培」の種を使って、無農薬(もしくは低農薬)で育てれば、最近人気のエディブルフラワー(食べられる花)も育てられます。
見ても食べても楽しい花!
収穫したお花はサラダやサンドイッチのトッピング、スイーツの飾り(具材?)などに使うと華やかです。
初心者でも育てやすい 春にまく草花の種
春に種まきする草花の中でも、丈夫で育てやすいといわれる植物を集めてみました。
同じ植物でもいろいろな品種があって目移りしちゃいますねえ…
ジニア(百日草)
暑さに強く丈夫で、花も長期間咲くのがうれしいジニア。
百日草(ヒャクニチソウ)ともよばれています。
品種も多く、背の高さや色合いもさまざま。
ライム系は、暑い夏もさわやかでナチュラル系のお庭にもおすすめです。
グラデーションがきれいな大人っぽいカラーもあります。
エディブルフラワー用の種なら、見ても食べても楽しめます。
夏なら、アイスクリームやかき氷にトッピングして食べたい!
マリーゴールド
マリーゴールドは、街中や学校などの花壇でも定番のお花。
病気や害虫にも強く、初心者にも特におすすめと言われています。
見慣れたオレンジ色以外にもさまざまな品種があって、おしゃれな感じのお花が増えています。
「ストロベリーブロンド」はアンティーク調の色合いがおしゃれ!
さわやかなレモンイエローのマリーゴールドもあります。
こちらはアフリカンマリーゴールドと言って、お花が大きくまん丸で、背も高くなるタイプ。
こちらも背の高いアフリカンタイプですが、花色がグリーン→レモン色に変化するそうです。
私はライムグリーンが一番気になる~!
マリーゴールドもエディブルフラワーとして育てられます。
アゲラタム
ふわふわとした、涼しげな雰囲気が魅力のアゲラタム。
やさしげな姿のわりにたくましく、土質も選ばず肥料もあまり必要としないそうです。
ブルー以外にも、白とピンクのミックスタイプも売られています。
群馬県の中之条ガーデンズのようにたくさん植えると、まるで雲のような風景も作れます!
ひまわり
夏と言えば、ひまわりも欠かせません。
種も大きくてまきやすく、プランターや花壇に直接まいて育てられます。
ポットにまいたりしなくていいので初心者でも簡単!
定番ですが、そのぶん種類も多く、いろいろな品種から選ぶ楽しみもあります。
↑に載せた「ジュリア」はミニサイズでプランターに植えてもかわいいです。
絵画の中から飛び出してきたような「ゴッホのひまわり」や
「モネのひまわり」なんていうアートを感じる品種も!
いろいろな種類がミックスされた種は、どんな花に出会えるかワクワクしますね!
広い場所がある方にチャレンジしてもらいたいのは、迫力満点の巨大輪咲。
なんと草丈2メートルまで伸びるそうです。
ひまわりの種の配列は「フィボナッチ数列」に沿って並んでいるそうですが、これだけ大きな花なら観察のしがいがありますね!
子どもと育てたら盛り上がりそう!
ちょっと変わったおしゃれなひまわりなら、まわりが白い「ホワイトナイト」や
「ホワイトライト」もステキ。
プラム色とクリーム色のバイカラーなんていう品種もあります。
濃いシックな花色は、大人な雰囲気のお庭にもぴったり。
ひまわりのイメージが変わる品種がいろいろあって、ひまわり畑を作りたくなってきます!
アサガオ
ひまわりときたら、やはり朝顔の存在も忘れられません。
子どもの頃、学校で育てたという方も多いのではないでしょうか。
定番の青や赤以外にもいろいろな品種があります。
江戸時代にも朝顔の栽培が流行していたそうですよ!
早咲きタイプなら、7月頃から開花がたのしめます。
こちらは8月頃から秋まで咲くタイプ。
絞りのような模様も美しいです。
ちょっと変わった「キキョウ咲き」タイプもあります。
星のような形がかわいいですね。
花は小さめで、ナチュラルな雰囲気のお庭にも合いそうです。
コスモス
風にそよぐ姿が美しいコスモスも春に種まきするお花です。
花壇やプランターに直接まけばいいのでらくちん。
「ソナタ プレミアム」は草丈が低めでプランターでも育てやすい品種です。
「レッドイリュージョン」は、ちょっと変わった八重咲風の形がおしゃれ。
濃い目の色合いもステキです。
丸くカップ型に咲くユニークな品種も。
その名も「カップケーキ&ソーサーズ」!
大人な雰囲気の庭には、こんなシックなコスモスもおすすめ。
深い赤色とたっぷりの花弁がゴージャスです。
ケイトウ
ふわふわした花の穂がかわいいケイトウ。
たてのラインが入ると、お庭の風景がぐっとおしゃれに見えてきますよね。
遅めに種まきすれば、秋にもたのしめます。
ナチュラルな雰囲気のお庭にもぴったり。
花壇に種をばらまくだけでも元気に育ちます。
色の変化も楽しめ、ドライフラワーにも向いています。
カモミール
ハーブとして知られるカモミールも、種から育てやすい植物です。
白い小花はかわいい上、収穫して活用できるのもうれしいポイント。
ハーブティーやハーブバスが有名ですが、エディブルフラワーとして花びらを食べることもできます。
特にこだわりたい方には有機栽培の種もおすすめです。
千日紅
小さなポンポンのような形がかわいい千日紅(センニチコウ)。
暑さにも強く、切り花やドライフラワーにしてもおしゃれ。
合わせる植物や鉢によって、ナチュラルな雰囲気にもかわいい雰囲気にもできそうです。
赤・ピンク系や白などがあります。
「千日」というだけあって長~く咲き、庭を華やかにしてくれます。
ニチニチソウ
暑さに強く、どんどんお花がさく日々草(ニチニチソウ)。
草丈がコンパクトな品種は花壇の前面や寄せ植えにも良いですね。
連作障害が出やすいと言われているので、同じ土で何度も育てるのは避けたほうがよさそうです。
日々草と千日紅の2種が入った種も売られています。
少しずつ違う種が入ったパックは、我が家のような狭い庭にはありがたい!
コリウス
コリウスは、花も咲きますが主に葉を観賞する植物です。
前は苦手だったけど、最近好きになった植物!
葉の色や模様が華やかなので、花が少なくても庭がさみしくなりません。
もちろんお花のわき役としてもおすすめ。
初夏~秋まで長く楽しめます。
カラーリーフをうまく使えるとカッコイイお庭になりますよね~
↓横浜イングリッシュガーデンで見つけた素敵なコリウスコーナー
参考
アグロステンマ
アグロステンマは、こんなにかわいらしい見た目なのに、
ヨーロッパでは麦畑の雑草と呼ばれるほど、丈夫で育てやすい。
タネのタキイ
と言われているんだとか。
確かに、ナチュラルな雰囲気のお花です。
自然風の庭や、最近人気が高まっているメドウガーデンにもおすすめ。
さわやかな白もあります。
おじぎ草
葉っぱに触れると、キューっと葉をたたんでおじぎする不思議な植物。
我が家の娘も大好きな植物です!
ネットショップのレビューを見ても、
「子どもや孫に見せたくて…」
「子どもの宿題のために…」
「子どもの頃育てて懐かしくて…」
という声が多かったです。
暑さにも強く、ピンクの小花も楽しめます。
フウセンカズラ
小さな風船のような丸い実がかわいいフウセンカズラ。
中にはハート模様のかわいい種ができます。
丈夫で病気や虫にも強く、花壇や鉢に直接種まきしてもぐんぐん育つ!
つる性なので、トレリスやフェンスなど、絡ませる場所が必要です。
育った後は、ドライフラワーにしたり、つるを使ってリースを作ったりして楽しめます。
ほおずき
ほおずきというと、「和」のイメージ、「お盆」のイメージがある方も多いかもしれませんが、オレンジの実がかわいい植物です。
最近は食用のほおずきも人気。
クリーム色の実は生でもジャムなどにしても食べられます。
「キャンディーランタン」はマンゴーのような味と香りがするそうです。
コキア
ほうき草の名前で知られるコキアも種から育てやすい植物です。
ふわふわとした丸い形の草姿を楽しみます。
コキアの一番の楽しみは、やっぱり秋の紅葉姿!
茨城県のひたち海浜公園のコキアも有名ですね。
我が家でも育てたことがありますが、育てるのはほったらかしで簡単でした。
場所が狭かったせいか、まん丸にはなりませんでしたが、きれいな紅葉は見られました!
わた花(コットンフラワー)
身近な素材である綿(コットン)の原料となるワタも、春に種をまいて育てられます。
我が家で育てたわた花はクリーム色の花でしたが、中心が赤茶色になる種類もあります。
花もかわいいワタですが、そのあと実ができて、実が割れるとフワフワのコットンボールを収穫できるのが魅力です。
はじけたワタの実は、ドライにしてそのまま飾ってもかわいいですし、リースなどの飾りつけに使ってもステキです。
もちろん、フワフワの綿を収穫して糸をつむいだり、手作りのぬいぐるみの詰め物にしたりと実用的に活用することもできちゃいます。
オーガニックの種を使えば自宅でオーガニックコットンを育て、糸をつむぎ、紡いだ糸を織って生地にして…なんてことも可能です。
生地を作るのにはたくさんの綿花が必要ですが、糸をつむぐくらいなら1株でも大丈夫です!
ハロウィンかぼちゃ
ハロウィンかぼちゃは、ジャックオーランタンなどにも使える観賞用のかぼちゃです。
ぐんぐん育つかぼちゃの種は見ていても楽しく、秋の飾りにもぴったり。
小さなスペースでも育てやすいのは、小型の「おもちゃかぼちゃ」。
色々な種類がありますので、どんな実がなるのかワクワクしますね!
かぼちゃはツルがどんどん伸びて場所を取りがちですが、小型のかぼちゃなら支柱やネットを使い、上に向かって育てることもできます。
オベリスクで育てればおしゃれな感じになりそう!
せっかくかぼちゃを育てるなら食べられるものがいいなあ…という方には、食用の小型かぼちゃもおすすめ。
「プッチィーニ」はオレンジ色の見た目もかわいく、電子レンジで簡単に調理できるそうです。
くりぬいて中をグラタンにしたり、スイーツにして、舌でも楽しめます。
初心者が春にまきたい草花の種 まとめ
この記事では、初心者でも育てやすいと言われている種の中から、春に種まきする植物を集めてみました。
小さな種一粒から芽が出て茎が伸び、お花が咲いたり実がなったりと成長していくパワーには、何度見てもびっくりさせられます。
ぜひご一緒に種まきチャレンジしてみましょう!
こちらもおすすめ
庭好きなら一度は行きたい!日本国内の素敵なガーデン家庭菜園初心者が無農薬・鉢植えでブルーベリー栽培にチャレンジしてみましたナチュラルガーデンにおすすめ 育てやすい多年草・宿根草22種