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冷蔵庫を買い替えるなら、できるだけいいものを選びたい!
といっても、頻繁に買うものではないので、いったいどの冷蔵庫がいいのか、よくわからないし悩みますよね・・・。
うさこ
我が家も、去年冷蔵庫を買い替えたのですが、どの機種にするか悩みに悩みました。
きのこ
今回の記事では、冷蔵庫選びにお悩みの方のために、メーカーごとの冷蔵庫の特徴をまとめてみました。
なお、冷蔵庫をできるだけお得に買いたい!という方向けの記事「冷蔵庫を安く買う!安くなる時期と安く買う方法」もおすすめです。
冷蔵庫選びでまず考えること
冷蔵庫の選び方はいろいろありますが、まずは
- 容量
- 大きさ
- 扉の開き方
を決めてしまうと、考えるのが楽になります
この3つを決めないと、各メーカーのどの製品を比較すればいいのかが決まらないんです。
容量や大きさを絞り込んでいない!という方は、冷蔵庫の「容量・大きさ・扉の開き方」の選び方もぜひ読んでみてくださいね。
冷蔵庫をメーカーごとの特徴で選ぶ
さて、大きさや容量、扉の開き方を決めたら、ある程度候補の冷蔵庫が絞り込まれますね。
となると…
うさこ
という方も多いはず。
ここでは、ファミリーに人気の高い500リットルクラスの冷蔵庫を例に、メーカーごとの冷蔵庫の特徴をご紹介していきます。
三菱電機の冷蔵庫
価格コムの売れ筋ランキングで上位なのが、三菱電機の置けるスマート大容量MR-WX52Dです。
横幅は65センチ、容量は517リットル。
三菱電機の冷蔵庫の特徴
- スリムな横幅、中身は大容量
- 切れちゃう瞬冷凍(-7度)
- 氷点下ストッカーD(-3~0度)
- チルドと氷点下ストッカーが分かれているので併用OK
- 製氷皿~ポンプまで丸洗いOK
スリムな横幅
「置けるスマート大容量」シリーズは、他社と比べて容量に対して幅が小さい冷蔵庫が多いです。
大きい容量がほしいけれど、設置場所や搬入経路の関係でどうしても入らない場合もありますよね。そんなときにうれしいシリーズです。
切れちゃう瞬冷凍
出典:三菱電機
切れちゃう瞬冷凍は、普通の冷凍庫よりやや温度が高め(-7℃)の冷凍庫で、凍っているけれどカッチカチではない状態にする機能です。
凍らせる方法が特殊で、ジャガイモやタケノコなど冷凍に向かないものもおいしく冷凍できるそう。
冷凍したものがサクッと切れるなんてすごい!と思いましたが、デメリットもいくつか。
まず、通常の冷凍庫(-18℃)でお肉などを冷凍した場合、保存期間は1か月程度と言われていますが、切れちゃう瞬冷凍は温度が高めのため、保存期間は約2~3週間と短めなこと。
きのこ
また、家電ショップの店員さんからは「切れちゃうっていうけど、結構固くて切れないんですよね…」とのコメント。
実際、価格.comでも、「切れない」という口コミを発見しました。
残念ながら、切れたことが一度もありません。岩のように凍ります。説明書通り15分ほど室温に置いただけでは解凍できるレベルではないです。
出典:価格.com
私は使ったことがないので、真偽のほどはわかりませんが、切れやすさは設定などにもよるそうのかもしれません。
氷点下ストッカーD
出典:三菱電機
冷蔵室や普通のチルドよりも低い-3~0℃で保存する機能です。チルドより温度を低くすることで、お肉や魚などを冷凍せずに長持ちさせることができます。
パナソニックの「微凍結パーシャル」も似たような機能ですね。
細かいことをいうと、パナソニックの微凍結パーシャルは「細胞のまわりを少しだけ凍らせる」しくみに対して三菱は「氷点下なのに凍らせない」しくみだそうです。
保存期間は、どちらもひき肉が1週間。いつでも少しずつ使えるのが便利です!
チルドと氷点下ストッカーが分かれているので併用OK
三菱の「氷点下ストッカー」とパナソニックの「微凍結パーシャル」、機能自体は似ているのですが、使うときにはちょっと違いがあります。
三菱は「氷点下ストッカー」と「チルド」の二つの引き出しがあるのですが、パナソニックには「微凍結パーシャルorチルド」に使える引き出しが一つしかないこと。
三菱の場合は、「氷点下ストッカー」と「チルド」を同時に使うことができますが、その分、それぞれの引き出しサイズが小さめです。
設定で、両方の引き出しを「チルド」として使うこともできますが、両方を「氷点下ストッカー」として使うことはできません。
きのこ
製氷皿~ポンプまで丸洗いOK
出典:三菱電機
他社の冷蔵庫は、氷用の水を入れるタンクだけが取り外せるものが多いのですが、三菱の場合は、製氷皿やポンプも取り外して洗うことができます。
衛生面が気になるママにはうれしい機能です。
- 「切れちゃう瞬冷凍」を使いたい方
- チルドと氷点下ストッカーを同時に使いたい方
- 製氷用の部品をしっかり洗いたい方
パナソニックの冷蔵庫
価格.comで三菱電機に続いて売れ筋ランキング上位に入っているのが、パナソニックのNR-F504HPXです。
横幅は65センチ、容量は500リットル。
パナソニックの冷蔵庫の特徴
- 微凍結パーシャル
- 冷凍室・野菜室が大きく引き出せる「ワンダフルオープン」
- コンプレッサーが上にあるため野菜室が広め
微凍結パーシャル
出典:Panasonic
-3℃という完全には凍らない温度で、肉や魚、作り置きなどを長持ちさせる機能です。保存期間は約1週間。
表面は凍りますが完全には凍らないので、包丁で切ったり、そのまま調理することができます。カレーなどの作り置きも、スプーンですくえる固さなのに長持ち!
三菱の「氷点下ストッカー」と似たような機能です。
我が家はパナソニックの冷蔵庫を使っていますが、なかなか便利な機能ですよ。
これが、微凍結パーシャルで保存中のお肉です。
見えにくいのですが、生っぽく見えて、表面はうっすらと凍っています。
微凍結パーシャルは、
- ちょっと多めに肉や魚を買ったけれど、冷凍するほどでもないとき
- すぐに使いきらないけれど悪くなりやすいしらすの保存
- あまってしまったお刺身の保存
- おかずの作り置き
など、何かと活用する機会が多く便利な機能です。
微凍結パーシャルに8日間ひき肉を入れっぱなしにしてしまったのですが…普通に使えました!
きのこ
その姿はこちらの動画で紹介しています↓
三菱は「氷点下ストッカー」と「チルド」の引き出しが分かれているのですが、パナソニックは引き出しが一つ。設定で「微凍結パーシャル」か「チルド」のどちらかしか使えません。
「微凍結パーシャル」を使っているときは、ヨーグルトや納豆、練り製品などのチルド保存がおすすめの食材は普通の冷蔵室に入れることになります。
きのこ
冷凍室・野菜室が大きく引き出せる「ワンダフルオープン」
一見地味ですが、とても便利な機能。他社の冷蔵庫の場合、目いっぱい引き出すことができず、途中までしかあかないんです。
途中までしか開かないと、奥のものが見えにくく取り出しにくい。特に冷凍庫は奥が見えにくいとストックが埋もれてしまいがち。
特に冷凍室にたくさんのものを保存している方にはうれしい機能です。
コンプレッサーが上にあるため野菜室が広め
他社の冷蔵庫の場合、コンプレッサーは冷蔵庫の下のほう、野菜室や冷凍室の奥にあるそうです。
パナソニックは、冷蔵庫の一番上の奥というあまり使われていない部分にコンプレッサーを持ってくることで、野菜室の容量が大きめになっています。
確かに、パナソニックの冷蔵庫は、扉を開けると一番上の段が他社と比べれ狭くなっているのがわかります。
500リットルクラスの冷蔵庫になると、高さは180センチくらいになるので上段は使わないことも多いですよね。
身長低めの方にはぜひおすすめです。
- 「微凍結パーシャル」にたくさんの食材を入れたい方
- 奥まで見やすい冷凍室がほしい方
- 冷蔵庫の一番上の棚をあまり使わない方
日立の冷蔵庫
「真空チルド」が人気の日立。500リットルクラスではR-XG51Jがランキングでも上位に入っています。
横幅は68.5センチ、容量は505リットルです。
日立の冷蔵庫の特徴
- 真空チルド
- サッと急冷却
- 新鮮スリープ野菜室
- 真空チルドはラップ無しでもOK
真空チルド
出典:HITACHI
開け閉めすると「プシューッ」と音がする、真空チルドルーム。温度設定により氷温~チルドが選べます。
氷温に設定すれば、三菱の「氷点下ストッカー」やパナソニックの「微凍結パーシャル」と同じく、お肉やお魚などを約1週間保存することができます。
日立のならではの特徴としては、真空状態にすることで食材への味のしみこみが早くなること!
唐揚げの下味やフレンチトーストの漬け込みが、通常より早く進むそうです。時間がないときにもうれしい機能ですね!
真空チルドはラップ無しでもOK
出典:HITACHI
日立独自の「真空チルド」は、なんと、ラップをかけなくてもカピカピにならず、ハムなどもそのまま保存できるそう。
家電ショップの展示では、紙皿の上にラップもかけずにのせられたロールケーキとハムがありました。食材へのメモによると、この状態で数日間たっているとのこと。
普通の冷蔵庫なら、パサパサのカピカピになるところですが、なんとそのケーキとハムはフワフワ・ツヤツヤ!あまりの新鮮さに本当に驚きました!
直接冷気をあてないしくみで食品が乾燥しにくいのだそうです。
きのこ
サッと急冷却
出典:HITACHI
日立の冷蔵庫は、急いで食材を冷やしたいときに便利な「サッと急冷却」の機能がついています。
時間がない朝、お弁当やおかずを急いで冷ましたいこともありますよね。また、急いで飲み物を冷やしたいとき、良くないとわかっていながらもつい冷凍庫を使ってしまいがち。
そんな場面が多い方にはとっても便利な機能です。
ごはんのあら熱とりは、通常の冷凍と比べて約半分の時短になります。
新鮮スリープ野菜室
出典:HITACHI
野菜を眠らせるように保存して、みずみずしく長持ちさせる機能です。
私が冷蔵庫選びでお店を回っていたとき、ある家電ショップでは日立の冷蔵庫だけ、野菜やハムが入っていました。
たしか、1週間くらいたった小松菜だったと思うのですが、買ってきたばかりかと思うようなシャキッと感で驚きました!
お店の人いわく、「日立の野菜を長持ちさせる技術はすごい!他社の冷蔵庫ではこのような展示はできない」とのこと。
他の冷蔵庫には野菜が入っていなかったので何とも言えませんが、ネット上でも日立の野菜長持ちパワーは定評があるようです。
- 真空チルドで味のしみこみを早くさせたい方
- 野菜のみずみずしさを重視したい方
- ラップをあまり使いたくない方
冷蔵庫の特徴とおすすめメーカーまとめ
この記事では、メーカーごとの冷蔵庫の特徴をまとめてご紹介しました。
最後に、タイプ別におすすめの冷蔵庫を載せておきます。ぜひ参考にしてくださいね!
●お肉や魚を冷凍せずに1週間保存したい!
→三菱、パナソニック、日立、どれもOKです。
●手軽に使える冷凍室がほしい
→「切れちゃう瞬冷凍」がついている三菱の冷蔵庫がおすすめ!
●いちいちラップをかけるのが面倒
→真空チルドはラップいらずの日立の冷蔵庫がおすすめ!
●肉や魚が長持ちする「氷温」と通常の「チルド」を同時に使いたい
→引き出しが二つついている三菱がおすすめ!
●肉や魚を長持ちさせる「氷温」でたくさんのものを保存したい
→微凍結パーシャルの引き出しが大きめのパナソニックがおすすめ!
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